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トイプーのタケルくんとマテ競争!

どっちが長く待てるかな?。

いつもは元気すぎる二人だけど、

我慢強くジッと待てたね☆

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ポメラニアンのファンタちゃんです。

ファンタちゃんのしつけ成長日記を読む ⇒



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同じポメラニアンのモモちゃんとご挨拶しました☆

活発なモモちゃんは一生懸命ファンタくんを誘ってくれますが、
犬が苦手なファンタくんはどうやって接したらいいのかドキドキ(☆д☆;)

でもこんな距離でも犬に近づけたのはかなりの大進歩です。

少しずつ頑張っていこうね♪

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これはお散歩中、信号でしっかりオスワリ待てをトレーニングしているシーンです。

オスワリが上手なファンタくんもなかなかキープは難しいようです(^^)

1回褒めるとふら?っとどこかへ行こうとしてしまうので、
しっかりOKが出るまではキープし続ける事をトレーニングしました♪

静かなところでは少しずつキープできるようになってきました☆

この調子でどんどん時間を延ばして行きましょう!!

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これはMIXのベルちゃんとご挨拶しているシーンです☆

犬が苦手なファンタくん、毎日DOGLYに来る犬と少しずつ挨拶させる
事が日課になっています♪始めはサークル越しだったのも、だんだんと
サークルが無くてもご挨拶できるまでになりました☆

お散歩でもお友達が出来きたらいいね(^^)

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誘惑のアイコンタクトに挑戦!!

誘惑の中でもしっかりとアイコンタクト取れるまではご褒美はお預けです。

でもさすがのファンタくん、すぐにこちらを見てアイコンタクトしてくれました。
ヒールポジションにも挑戦してみると、誘導で一発で出来ました★

今日はファンタくんに驚かされた一日でした♪

明日はどんな事で驚かせてくれるのかな(^^)

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今日はお散歩に行った後に足を拭こうとしたら・・
少し嫌がっていたようなので、足拭きのトレーニングをしました♪

足を拭いたらイエス!!

まだ少し顔が強張っているようなので、
少しずつ少しずつ触られることに慣らして行きましょう♪

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今日はお友達のクレアちゃんとお散歩に行きました♪

犬が苦手なファンタくんも一緒にお散歩に行く子は大丈夫みたいです☆

鶯谷駅でしっかりお座り待てして写真をパチリ☆
信号待ちでもお座り待て、笹の雪の前でもパチリ☆

上手ですね?♪
明日はもう少し犬の多いところに行ってみましょう(^^)

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今日は久しぶりにママとおばあちゃんが会いに来てくれました♪

とっても嬉しいファンタくん、興奮が納まりません(^^)

さっそくお散歩の練習から開始!!リードの持ち方や歩き方を少し変えてあげると、
きちんと左側について、ママ達の顔を見ながら歩いてました♪

アイコンタクトもばっちりだね♪
でも他のワンちゃんに反応してしまう

ファンタくん、次回は吠えた時に対処の仕方をトレーニングしていきましょう♪

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仰向け抱っこの練習に挑戦中のファンタちゃん。

初めての体勢にビックリのファンタちゃん!
仰向けにした後、ゆ?っくりとマッサージ開始☆

あ!脇の下に毛玉発見☆★足裏の毛は長すぎてないね。
仰向けにするといろんな事を発見出来るね(^^)

まだ体が固まった状態なので、リラックス出来るようになるまで
毎日トレーニングして行きましょう♪

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今日は仰向け抱っこの練習をしたよ☆

くるっとまわしてあげ、すばやく仰向けにして足の間に挟んであげます。

仰向けにしたらいっぱい褒めてあげました(^^)
でもまだ顔がとっても強張ってるファンタくん。

明日から毎日はマッサージや歯ブラシも取り入れてトレーニングしていこうね♪

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ファンタちゃん、お座りを練習中です。

鼻先の誘導で少しお尻を軽く押してあげると、ストンと下がってお座りの体勢へ。
何回か誘導してあげると手を上に上げただけでお座りすることが出来ました♪

すごーい☆

お外でもしっかり指示きけるようにいっぱい練習していきましょう!!

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ハウスのトレーニングに挑戦しました☆

自分で入るのはいいけど、 人に入れられるのがイヤなファンタちゃん。
中まで誘導してあげ お尻までしっかり入ったら褒めてあげます☆

物覚えがいいファンタちゃんなのできっと2、3日すれば
ハウスが好きになってくれると思います♪

明日もハウス頑張ろう!!

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お友達と一緒に南公園までお散歩へ☆

歩くのがとっても上手なファンタちゃん♪
だけどなかなかアイコンタクトが出来ません。

こっちを少しでも見たらYes!!

その内なんとなくこっちを見ればいいのかな?と分かってきたのか 
だんだんアイコンタクトの回数が増えてきました(^∀^)

えらーい☆

明日もまた復習していきましょう♪

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まずは一人ずつスタッフに自己紹介から♪

「こんにちは。ファンタです♪とっても怖がりさんだけどよろしくね」

いろんなスタッフに撫でてもらい、緊張気味なファンタくん♪
また、ワンちゃんを遠くに見るだけでもお勉強になるね☆

だんだん慣れてきた所で、明日から早速基礎的なトレーニングについて
お勉強していきましょう♪
 
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今日からしつけ教室DOGLYで30日間のトレーニングがスタート!!

初めての場所にそわそわしながら、じーっと周りの環境を伺ってます。
犬が苦手なファンタちゃん。たくさんいる犬達に少し驚き気味・・。

さぁ!!
今日からたくさんいろんな事を覚えて早くお友達が出来るよう頑張ろうね☆

明日からよろしくね(^^)

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はじめましてヨーグルトくん。

 

ちっちゃな体でキョロキョロと周りを見ていました。

 

周りにはまだまだ知らないものがたくさんあるけれど、

これから一緒に頑張っていこうね!

 

今は早くしつけ教室に慣れてくれるといいな。

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ブラッシングトレーニング!!

台の上でのブラッシングは嫌みたい・・。
でも、膝の上では大人しいアッシュくん。
スリッカーを当ててもへっちゃらでした?!

ブラッシングはおうちで毎日やるから、お利巧さんにできなきゃね!

次は、高い所に慣れるトレーニングだ☆
台の上でのブラッシングに挑戦していこう!!

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ボストンテリアの夢之助くんです。

夢之助くんのしつけ成長日記を読む ⇒

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今日は雨が降っていたので、レインコートを着て外に出ました☆

今までも何度も洋服は着ていたけど、前足を通すだけで後ろ足も通すのは初めて☆
なので、歩き方がぎこちなかったです(^^*

でもとってもお似合いだよね♪

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今日は誘惑のアイコンタクト。

最初はぐいぐい行きたそうにしていましたが、
行けないとわかるとお座りしたり伏せをした夢之助くん。

変わった音を出したりして一瞬みるようになり、
何もしなくてもちょっと待つとアイコンタクトできるようになってきたね♪

次回はもっと早くできるように頑張ろうね♪

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今日はママと一緒にしつけ講習会に参加。

足元でおとなしく伏せをしながらもアイコンタクトできたね☆
でもまだ、名前を呼んだだけでアイコンタクトできることが少ないから、
誘導しながらのアイコンタクト。

もっともっとトレーニングして名前でアイコンタクト、
それから更に自分からアイコンタクトが出来るように頑張ろう♪

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今日はヒールポジションのトレーニング。

最初は後ろに下げてハンドタッチからやって、Uターンしてお座りまでの
動きを何度も何度も繰り返しトレーニングしました。

ぎこちなかった夢之助くんの動きもどんどんスムーズに☆

次回は指示を小さくしていこう♪

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今日は伏せ待てのトレーニング。

伏せは上手にできる夢之助くんだけど、そのまま待つのが苦手みたい(^^;
なので、連続でフードを3粒あげることから1歩離れてすぐ戻ったりと

ちょっとずつレベルUP!!

次回はリード分離れられるように頑張ろう!!

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今日は伏せのトレーニング。

鼻先の誘導でトレーニングでしたが少しずつ視符をつけていきました。
視符も段々鼻先から離していけるようにしようね☆

次回は視符だけで出来るように頑張ろう♪

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今日はお手のトレーニング。

ボディケアをするのにも、洋服を着せたりするのにも足先を触るのは必須!!

ちょっと足先を嫌がる夢之助くんなので
お手・おかわりのトレーニングをたくさんしました。

次回は実際に洋服の脱ぎ着や、タオルで吹いてトレーニング頑張ろう♪

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大分引っ張りはなく無くなってきたけど、他の犬をみちゃうと大興奮だね(^^;

ドア前ではなかなかアイコンタクトとお座りが出来なかったけど...
夢之助くん、頑張りました!!

まずは誘惑の少ない所でトレーニングしていこうね♪

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今日もイージーウォークハーネスをつけてお散歩へ☆
 
最初よりは大分横について歩けてたね(^^*

まだ他の犬を見るとグイグイ行きたがるので、
犬と会うときは伏せられるように頑張ってトレーニングしていこうね♪

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今日からホームステイになった夢之助くん☆
ショートステイで来ていてそのままホームステイへ来ました(^ー^*

今日はママと一緒に講習会に参加で、アイコンタクトのトレーニング!!

でも夢之助くんは周りが気になってなかなかアイコンタクトできません(^^;

明日からまた頑張ってトレーニングしていこうね♪

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今日はブラッシングのトレーニング☆

まずは道具に慣らすことから初めて、少しずつブラシを当てて動かしていきました☆
足先を少し嫌がるのでフードをあげながら慣らしていきました☆

ブラッシングはプードルには必須だからね♪

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トイレトレーニング報告!!

しつけ教室DOGLYに来て、2週間が経ちました★

トイレが上手な勇太郎くんは、
広?い部屋の中でもトイレを見つけて成功っ!!

スタッフみんなで拍手して褒めてあげました!
次は、もう少し広?くしてみようね。^^

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トイプードルのタケルくんです。

タケルくんのしつけ成長日記を読む ⇒

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お座りが大分上手になってきたから、今度は待てのトレーニング。

最初はフード3粒からはじめて、リード分対面まで離れられました☆
まだ後ろを回るのは苦手みたいだから、次回はそれをトレーニング

頑張ろうね♪

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今日はトイレシーン。

L字のサークルでシートを3枚から始まって...
今日は1枚でも上手にできました!!

このまま何度か成功できたら、レベルUPして8面で半分シートにチャレンジだ♪

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人見知りがあるタケルくん。

今日はスクールに来てる人にご飯をあげてもらいました☆
ご飯が大好きなタケルくんはすんなりもらていました(^^笑)

次回は外でも色んな人にご飯あげてもらおうね♪

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今日はお友達と一緒にお散歩へ。

二人とも楽しそうに歩ってたね☆でも少し引っ張り気味なタケルくん(・・*
ノンちゃんと一緒に猛ダッシュする時も(笑)

今度「ついて」のトレーニングも頑張ろうね♪

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今日は誘導のお座り。

大分できるようになってきたので、少しずつ鼻先から離して視符もつけてみました☆

まだ離すと出来ないときがあるから...
誘導に鼻先に戻しながら、ちょっとずつレベルUPしていこうね♪

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今日は名前を呼んでアイコンタクトのトレーニング。

最初はなかなかみなかったけど、誘導で出来るようになり、
段々名前を呼ぶだけで反応するようになってきたね☆

次回はもっと確実に出来るように頑張ろうね♪

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今日は基礎トレーニングに突入!!

お座りは鼻先の誘導で出来ました☆伏せは鼻先の誘導では出来なかったので、
足の下をくぐらせながらトレーニングしました(^^*

次回も引き続きやっていき、少しずつレベルUPしていこうね♪

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今日はお散歩へ行ってきました☆

途中電車の音やパチンコ屋さんの大きい音にも動じずに
トコトコ歩けていました(・・*

でもまだ人見知りしてしまうので、
どんどんいろんな人にごはんをあげてもらおうね♪

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オテとオカワリ練習!

これも大切なトレーニング!
足先を触られることに慣れさせよう♪

すぐに手を出せるようになったね☆
次は、右と左の使い分けも覚えようね?

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今日から30日間のホームステイ開始!!

まずは少しずつスタッフに慣れてね☆
ちょっとだけブラッシングをしたけどお利口でした(^^*

なのでボディケアも頑張っていこうね♪

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今日の写真はトリミングのトレーニングシーンです。

まずは高い台の上に乗るとレーニングから☆
ちょっぴり怖いけど、ちゃんとフードも食べられました♪

次は実際にブラッシングをしてみよう!

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とっても繊細なマロンちゃん。

足先の感触に慣れる為のトレーニングシーンです。
網の引っかかりがちょっと気になる様子...

でもちゃんと一歩ずつ歩いていました!えらいぞ!!

少しずつ慣れていこうね☆

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マロンちゃんはお外が大好き!!

散歩に出ると尻尾を振って、楽しそうに歩きます♪

今度はお座りのとレーニングなども、お外でやってみようかな?

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まだしつけ教室に緊張気味のマロンちゃん。

でも!!
なんとスタッフの手からフードを食べてくれました☆

良い感じU^ω^U♪

明日は違うスタッフからもフードをもらってみようね☆

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しつけ教室DOGLYに今日から仲間入り!

ちょっぴりシャイなマロンちゃん☆

今日はまだパパとママと離れたばかりで緊張気味...

ゆっくり休んで、明日からみんなと仲良く過ごそうね♪

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チワワのマロンちゃんです。

マロンちゃんの日記を読む ⇒


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外で運動!!

走って走って、ストレス発散!
お散歩では、他のワンちゃんに敏感に反応。

少しずつ、犬なれしていこうね!!

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足元でフセるトレーニング!!
テーブルマナーの第1歩です。

アッシュくんはアイコンタクトが得意♪

まだフセキープできないけど、少しずつ時間を延ばしていこうね☆



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とっても甘えん坊のアッシュくん。


誰かにかまってほしくてクゥーン、クゥーン。
  
一人でも平気なように、大人しくお留守番できるようにトレーニングしなきゃね!
まずは、ハウスを覚えよう★

少しトレーニングしただけで、自分から入ることができました!

かしこいっ!

明日は、ハウスの中でじっとしていられるように頑張ろう♪

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今日から、しつけ教室DOGLYの一員!

MIX犬のアッシュ君、6ヶ月ですっ!

とっても元気いっぱいだけど、寂しがり屋さん。
ママパパと離れて、ちょっと不安かな。

大丈夫☆
これから、DOGLYのスタッフと、沢山のお友達と、楽しくお勉強しようね!!

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 MIX(チワワ×トイプードル)のアッシュくんです。

アッシュくんの日記を読む ⇒

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食器同様、おもちゃも守ろうとする勇太郎ちゃん。
手を近づけると、唸って「ぼくのだぁ?渡さないぞ」といわんばかり。  

 おもちゃを離すトレーニングも大事ですっ!!
 おもちゃとフードと交換こねっ!
 離せたら、ご褒美だぞ?っ♪

毎日、繰り返しトレーニングしましょう!!

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しつけ教室DOGLYから徒歩1分の鶯谷駅前!!

目の前を沢山の電車が通過。こんな間近で見るのは初めてだぁ??
音や動きにギョギョギョッ!としている勇太郎ちゃんです☆

どんどん`初めて`を経験しようねっ!!
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トイレトレーニング報告!!

トイレがとっても上手な勇太郎くん。
ただいま、このぐらい広いお部屋で、成功していますv(^。^)v

明日はレベルUPして、フリースペースを広げていこう!!



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ブラッシングトレーニング!!

ブラシはオモチャじゃないょ?

大人しくできるようになろうね。ファイトっ!!


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ハウストレーニング!!

DOGLYに来たときから、ハウスを嫌がらない勇太郎くん^^
「ハウス」の指示でも入れるように特訓中です。

分かりやすく指をさすと、嬉しそうに、ダッシュで入ってくれました☆

遠くからでも、入れるようにしていこう!!

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仰向け抱っこに挑戦!

まだジタバタの暴れん坊っぷり。
でも、すぐに大人しくできました☆

おなか、前足、後足、顔、鼻、口、歯、耳、・・・

どんな所を触られても平気になろね!

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今日は仰向け抱っこの練習をしたよ★

とっても元気な勇太郎くん、始めはビックリして手足に力が入ってましたが...
ゆっくりお腹を触ってあげたり、顔周りも触ってあげると少し大人しくなりました♪

午後も仰向けに挑戦!!

少し慣れたかな?と思いきや・・やっぱり緊張気味。

少しずつ慣れていこうね(^^)

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抱っこ散歩で、自販機なれ!

ボタンをおして、缶が出てきてガシャン。
ちょっとビックリしたね。

大きい音にも慣れていこう!
(出てきたジュースは、勇太郎じゃないよ^^)

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掃除機なれトレーニング!
DOGLYでは、家庭内で考えられるあらゆるものに慣らしていきます。

自分から匂いをかぎに行く勇太郎くん!えらいっ!
掃除機を動かしても、平気でした☆

あしたは、遠くから音を出してみよう!

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食器に手を近付けると、唸って今にも噛み付きそうな勇太郎くん。

食器を守っています。

「僕のものだぞ、とるな!」

手からご飯をあげて、手が近づいても安心していいよ、と教えよう!

毎日、ご飯のたびにトレーニングだね!

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外の世界へ!Let's Go!!

勇太郎くんはまだ抱っこ散歩です。
まずは静かな裏道から。

あれもこれも初めて見るもの。
初めて聞く音。
初めて嗅ぐ匂い。

途中、鏡に映る犬(自分)をみて、首をかしげていました☆
少しずつ、いろんな'初めて'を経験していこうね。

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DOGLYにきて2日目。

ハウスをしつけていないのに、自分からハウスして中で休んでいる勇太郎くん。

えらいっ!!

良いことはいっぱい褒めて、伸ばしてあげましょう!

明日は、ハウスの指示でも入るようにトレーニングしようね☆

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勇太郎くん、はじめまして☆

今日から、しつけ教室DOGLYにきました!
勇太郎くんはまだ2ヶ月。

上手にトイレができること、
いろんなものや音に慣れること、
他の犬に慣れること。

いろ?んなことをこれからDOGLYで勉強していきますっ!!

勇太郎くんと同じパピーの子たちも沢山いるょ。
一緒に、頑張ろうねっ☆

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フレンチブルドックの勇太郎くんです。

勇太郎くんの日記を読む ⇒


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公園には誘惑が沢山!!

お友達もいるし、子供たちの声もきこえてきます

 

それでも、トレーニングはしっかりやろう!!

友達のことも気になって仕方ないけれど、

頑張ってフセができました!!

 

次は人がいすに座ったらフセ

をスムーズにできるといいね!!頑張ろう!!!!

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好奇心旺盛なリトルちゃんとマックス君。

気になることがあると、トレーニングどころではありません!!

 

さて、今回気になってしまったのは

カラーコーン

でした。カラーコーンの方に行きたくて、アイコンタクトも上手にできません・・・・

 

よし。次は誘惑の中でのアイコンタクトだね!!

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スクールに参加している生徒さんはいつも沢山遊んでくれます!

リトルちゃんもマックス君も生徒さんが大好きです☆

 

一緒に散歩に行ってきました。

沢山の音や、匂い、目に見えるものはとっても刺激的で、ものによっては怖んです。

 

キャリーの中に入って、沢山の人の中にいったりしました。

次は歩けるようになろうね。

 

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このしつけ教室には沢山の人がくるけれど、

知らない人が来ても吠えないでいられるかな??

 

・・・というわけで、早速人なれのトレーニング!

早速メガネもかけて、作業着を着て・・・さあ、私はだぁれ??

 

・・・ですが、全く目もくれずにリトルちゃんとマックスくんは遊んでいました・・・。

知らない人が来ても大丈夫かな??次は一人ずつやってみよう・・・・。

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■ヨークシャー・テリア
Yorkshire Terrier

■ヨークシャー・テリアの紹介
ヨークシャー・テリアは1800年代初頭にテリア系の小型犬とマルチーズなどの混血により作出された比較的新しい犬種で、一般家庭で飼育されるようになったのは原産国イギリスに於いても戦後の事でした。一般には「ヨーキー」の愛称で呼ばれる、このヨークシャー・テリアは19世紀中頃、イギリス中部のヨークシャー地方で誕生したと言われています。スカイ・テリアやマルチーズなどを交配させた結果、今のスタイルが形作られました。

被毛の美しい小型テリアの完成により、その後は一躍愛玩犬として注目を集めるようになりました。「動く宝石」とも形容され、主に富裕層のペットとして大流行しました。以来、婦人の抱き犬として人気が高く、世界中で最も知名度の高い犬種として定着しています。

ヨークシャー・テリアの被毛は長さが貴ばれた時代があり、ひきずるように伸ばされていましたが、近年は地面に達する程度でカットされています。当時は爪で掻いて被毛を痛めないよう肢に靴を履かせる習慣があったようです。他の犬種に比べ、被毛の良否(毛量・毛質・長さ・色調)がきわめて重要視されます。

ヨークシャー・テリアは生後2?3ヵ月までの被毛は黒く、3?4ヵ月頃から頭部が砂色を経て褐色になり始めます。ボディの被毛がスティール・ブルーに変わるには1年以上を要し、成犬になると長く真直ぐな被毛が体の両側に垂れ、毛の分け目は鼻から尾先まで続くようになります。また、ヨーロッパのドッグショーではこのヨークシャー・テリアに限り特別な台に乗せて被毛を評価する習慣があります。

ヨークシャー・テリアはサイズや外貌からアクセサリー的愛玩犬と思われがちですが、テリア気質は健在で、活気と自尊心にあふれたきわめてエネルギッシュな犬です。また、「目で話す犬」と言われるように表情豊かで明るく、知的で感覚鋭敏、気品を備えコンパクトで堂々とした風格を持ち体高と背線の長さが同じ位で外見のバランスがとても良いです。日本では皇太子妃の実家で飼育されていた事により、一時的に人気を呼び、流通価格が高騰した事があります。


■ヨークシャー・テリアの歴史
ヨークシャー・テリアは19世紀中頃、イギリスのヨークシャー地方で家屋を荒らすネズミの被害が多かった時期に、工員や炭鉱夫たちがネズミ捕りのために作出したのがはじまりと言われています。ヨークシャー・テリアは綿密な計画のもと、ウォーターサイド・テリアやクライデスデール・テリア、ペイズリー・テリア、さらに、スカイ・テリアやダンディ・ディンモント・テリア、マルチーズまでもを含めたさまざまなテリア種を交配して作られたものと考えれらています。そしてその中でも、ウォーターサイド・テリアが一番影響の大きい
祖先犬だと思われます。この犬種は、スコットランドから織工たちによって持ち込まれた犬で、青っぽいグレーの美しい長毛で覆われた、体重10ポンド(約4.5kg)前後の小型の犬でした。

このようなあまり華々しくない生い立ちのために、当時ヨークシャー・テリアは裕福な愛犬家たちから見下されていました。しかし、上流階級の人々の多くが、ヨークシャー・テリアの美しさを目の当たりにして注目し、ヨークシャー・テリアはたちまちショーの人気者となっていきます。そうして次第に裕福な婦人たちに絶大な人気を誇る愛玩犬となりました。

1880年頃、ヨークシャー・テリアはアメリカに持ち込まれましたが、さまざまなサイズの犬が持ち込まれたために、ヨークシャー・テリアの基準となるサイズが統一されず、混乱した状態となりました。この頃のヨークシャー・テリアには、体重が12?14ポンド(約5.4?6.3kg)ほどあったものが多かったようです。

1900年頃になると、大西洋をはさんでイギリスとアメリカ両国の愛犬家たちは、より小さなサイズのヨークシャー・テリアを作り出すことで一致団結し、長い被毛で覆われた小型サイズのヨークシャー・テリアを作るためにさまざまな挑戦が行われました。

その努力が報われ、現在のヨークシャー・テリアは、小さく、もっとも豪奢な被毛をたたえた犬種のひとつとなりました。テリアの血統を引く、これらの特色によって、ヨークシャー・テリアは、現在も飼い主たちやショー愛好家たちの人気者として確固とした地位を獲得しています。


■ヨークシャー・テリアの特徴
ヨークシャー・テリアは、知的な表情や誇らしげな動き、コンパクトな体型といったテリアらしさを、その姿から性質まで継承した犬種です。しかし、今では、テリア種というよりも、まっすぐに伸びた、長くてつやのある美しい絹のような被毛に覆われた犬として知られています。被毛の色であるダーク・スチール・ブルーとはっきりしたタンは、この犬種の大きな特徴といえるでしょう。 可愛らしい顔立ちに、引き締まった体で軽快に歩く様子は、知的で気品に溢れています。


■ヨークシャー・テリアの性格
ヨークシャー・テリアは警戒心が強く、負けん気があり活発な典型的テリア気質の持ち主で、いつもエネルギッシュに活動します。冒険が大好きで、小柄なわりにはいつも何か事件を起こすほどエネルギッシュな犬種です。また、忍耐力があり利口なため、しつけ次第で心強いパートナーになるでしょう。飼い主に対しては愛情深く、じゃれついてくることもしばしば。子供の遊び相手に向く犬種といえます。また、自分のテリトリーをしっかりと守ろうとするので、番犬としても適しています。吠え癖を持った犬も少なくありませんが、これはトレーニングによって直すことができます。

ヨークシャー・テリアはネズミ捕り用にどこでも持ち歩けるようにと作りだされました。その為小さくても捕食性本能は強く、少々キツイ性格です。すこぶる活発だった犬を神経質な大人しい犬に改良しようとしましたが、そうなった犬は少ないようです。良くも悪くも頑固ですから、容姿にだまされて甘やかしてしまうと大変な事になります。


■ヨークシャー・テリアの毛色
ヨークシャー・テリアは、子犬の時はブラック&タンで覆われていますが、成長とともに毛色が変化していきます。生後6?12ヶ月頃には、ダーク・スチール・ブルーに変わり、そのご毛色は落ち着きます。


■ヨークシャー・テリアの飼育
ヨークシャー・テリアは小さくても強情で負けん気が強い性格なので、しっかりしつけをしましょう。また、小型化によって歯肉や気管の病気が問題視されています。歯の健康管理には特に注意してください。被毛は艶やかで細く、本来は長く伸ばしてフルコートに保ちますが、短くカットしてもかまいません。伸びる毛質のため、抜け毛は少ない方です。

ヨークシャー・テリアは室内犬なので、屋外で飼うことはおすすめしません。甘やかせて育てると自分勝手な犬になってしまうので、しつけはしっかりするようにしましょう。家の中を活発に動き回るので、それだけでも十分な運動になりますが、軽めの運動やゲーム遊びを取り入れてあげるとより良いでしょう。

長い被毛は毎日ブラッシングしてあげて下さい。本格的に管理してその美しさを保とうとするならば、くしやブラシ、専用の被毛用オイル、シャンプーやトリートメントなど複数の用具を揃えなくてはなりません。また保温や保湿から日焼け予防、食事にいたるまで徹底した管理が必要で、ショードッグならばさらにラッピングと呼ばれるセットアップなど、専門家のアドバイスによる入念な手入れも必要となってきます。家庭犬としても、運動後のグルーミングと定期的なトリミングはした方がよいでしょう。伸びやすい爪は、定期的に切るようにしてください。洗った後はよくすすぎ、水気を十分に取ってから毛並みにそってピンブラシで整え、ドライヤーで十分に乾かしてください。


■ヨークシャー・テリア健康上の注意点
寒さには弱い犬種なので、冬の寒い時期はガウンを着せるなどの保温対策は忘れないようにしてください。また、比較的歯が弱いので、歯の健康管理に注意を払うことが大切です。健康状態に応じた、適量の食事を朝夕2度与え、冬季には栄養バランスのとれたフードを中心に与えるましょう。運動不足からくる肥満にも注意してください。

■寿命
14-16歳
   

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仰向け抱っこってとっても重要なんだって!!

今から始めたほうが、パパも安心だね!

 

ご褒美が出てくると、目がキラキラ☆

とっても上手に仰向けになっていてくれました。

少しずつ慣れていって、歯ブラシも、体拭きもできるようになろうね!!

 

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お友達と一にお散歩へ♪

最初は行くのを少し嫌がっていましたが、
門を出てしまえばるんるんで歩っていました☆

少しマンホールを避けていたので、フードで誘導したら

「あら、すんなり☆」

とってもお利口さん」でした♪
次回は外でリードの付け外しの練習しようね(^ー^*

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人が大好きなウィングちゃん。

近づくと嬉しすぎてぴょんぴょんとっても高く跳びつきます。
触る前はしっかりお座りさせてから触るよう練習しました。

いろんなスタッフにやってもらいましたが、最初はやっぱり嬉しくて

早く来てーー! とぴょんぴょん。

でもだんだん分かってきたのか、
近づくと我慢してお座りして待ってるようになりました♪

明日は復習からやって行こうね☆

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クレートに入って休んでいる写真☆

最初はなかなかハウスに入らなかったけど、
少しずつ自分で入って休むようになってきました!!

でも、そんなそらくんを撮ったらこんな顔されてしまいました(??;
これからも寝る時はしっかりハウスで休んでね♪

次回はまたおかわり・デザートのトレーニングしようね(^^*

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人がイスに座ったら、犬も自然に足元で伏せするオートマダウンの練習に挑戦!

座った後リードを踏んであげると、少し考えた後スッと伏せしてくれました☆

エライね?♪

何回かやるとだんだんわかってきたのか伏せする早さも段々と早くなってきました♪
この調子でしっかり定着 させて行こうね(^^)

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待ての練習を重点的にしました。動きが素早いウィングちゃん、

少しの物音や周りのものが気になってなかなか上手く待てません。
しっかり集中させて待てさせ、数秒待てたらOKで開放♪

お水をあげる時やご飯をあげる時もしっかり待てしてアイコンタクト
してからあげるよう心掛けて行きましょう☆

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日暮里駅の方までお散歩にきたそらくん。
周りの高層マンションがいい感じでクールな写真が撮れました☆
そらくんの表情もきまってますね♪

ん?これはポーズじゃなくて緊張しているだけなのかな??

知らない人や犬に慣らすのも大事ですけど、同じように
知らない土地や新しい環境にどんどん慣らすこともワンちゃんの社会科には
とっても有効で大事な要素になってきます。

そらくんは落ち着きのあるかっこいい成犬になれるかな??



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「デザート」の練習☆

ご飯を食べているときに、スペシャルおいしいおやつを入れてあげて、
手が近づいてくると良いことがあると覚えさせてあげます☆

でもそらくんはまだ手が近づくと怒っていました(^^;

これからも、「おかわり」と「デザート」やっていこうね♪

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これはおもちゃで遊んでるシーンです☆
ウィングちゃんはこのおもちゃがお気に入りみたい。
夢中になって遊んでました!

さて、遊んだあとは仰向け抱っこの練習♪
仰向け抱っこが上手なウィンちゃん、レベルアップで歯磨きの練習も♪

口唇をクイッと持ち上げて歯を触ってYES!でご褒美☆
最初はちょっとイヤイヤしてたけど慣れるのが早いウィンちゃんは
我慢して歯磨きさせてくれました。

次はもう少し奥まで磨けるように練習だっ! 
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仰向け抱っこが苦手なウィングちゃん。

仰向け抱っこになる前の体勢。
縦抱っこの練習をしました。

やっぱりまだ体が緊張していて手足がピーンと伸びた状態ですが、
ゆっくりマッサージも兼ねて触る練習をしました。

歯磨きできるまで成長できるように頑張ろうね☆ 

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「おかわり」の練習☆

食器を手で持ったまま置いて、空になっらたその食器をまた取って
またフードを入れてあげてを何度か繰り返しました。
1度離したりしなければとてもお利口さんでした。

次回はデザートの練習かな♪

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今日はママとパパと一緒に講習会に参加☆

ハンドタッチやハウスお練習をしました。
ハンドタッチではしっかり鼻先でタッチできていました。

ハウスはまだ指示だけじゃ出来ないので
ご褒美を中に入れてあげてのトレーニングでした。

またハウスのトレーニング頑張ろうね♪

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今日も仰向け抱っこの練習から始めました。

始めはお利口さんにしていたウィングちゃんですが、
飽きてくるとすぐに抜け出そうと暴れます。

もう少しじっくり練習しないとね☆

待ても練習しましたが、活発なウィングちゃんはなかなかじっとしてられません。
周りのいろんな事に興味があるんだね♪

お勉強中はしっかりお勉強、遊ぶ時はいっぱい遊んでメリハリをつけてあげましょう☆

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今日はママと2回目のレッスンです。
ボディケア中心に仰向け抱っこの練習からスタート!!

仰向けにしてあげて、お利口さんだね?としっかり褒めてあげます。
そのまま足先、お耳の中、顔周りなどゆっくり触ってあげましょう☆

まだまだ苦手なようなので、毎日少しずつお勉強してお利口さんを目指しましょう♪

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そらくん待てのトレーニング☆

お座りや伏せはとっても上手なのでそれをキープできるように頑張ろうね!
まずはフードを3粒あげる間きちんと待っていられるようにトレーニングしました。

次回は徐々に離れる距離を伸ばしていこうね♪

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台の上でブラッシングのトレーニング☆

最初スリッカーに「お前なんだ!!」といった感じでしたが、
ご褒美をあげならとかしてを繰り返し練習しました☆

次回はまた人慣れで色んな人にフードもらおうね♪

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ボディケアの練習をしました。

仰向け抱っこの時にまだ緊張して脚が固まってしまってるので、
優しくマッサージしながら揉んであげます。

お利口だね?と褒めてあげることも忘れないようにします。
足先が苦手なので、明日は足先中心に練習してみましょう☆

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だんだんおトイレが上手になってきたウィングちゃん☆
今日は少しレベルアップしてもう少し広めの状態でチャレンジしてみました♪

少し離れた所から様子を伺い、オシッコし始めたら
「シーシー」と声をかけてあげます。
なんとウィングちゃん、上手に真ん中に出来ました(^^)

この調子でどんどんステップアップして行きましょう♪

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爪きりのトレーニング☆

そらくんの爪がとっても長かったので練習しました。
得意な「お手」で自分から手を出すようにして、
ご褒美をあげながら少しずつ切っていきました。

次回は台の上でやってみよう♪

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まだあまり接したことのないスタッフにフードをあげてもらいました☆
最初は少し緊張していましたがガツガツ食べていました(^^*

また仰向け抱っこの練習で、まだいきなりは難しかったので、
まずは タテ抱っこの練習をしました☆

次回も少しずつ仰向けになれるようにトレーニング頑張ろうね♪
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今日はママと久しぶりの再会です。
大興奮のウィングちゃんは今日ママに お利口なところを披露できるのかな?

まずは、ハウスの練習から。
最初は断固として拒否していたクレートも

ハウス!

の一声で自分から

ダー!

っと走っていきます。

DOGLYで一番上手かも!?
問題のトイレもお利口さんに出来ました☆

次回もママにいいところを見せれるように頑張ろうね♪ 

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仰向け抱っこが上手になってきたウィングちゃん。

歯磨きの練習もしました!

まずは口唇をめくって歯に触る練習。
ちょっとイヤイヤしちゃったけど
段々大人しく触らせてくれるようになって来ました♪

明日も練習!ガンバロー!!

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ボディタッチでオテ・オカワリ☆

オテ・オカワリをやりながら足先を触るトレーニング!!
まだちょっと握ったりするのは嫌がる様子(・・。

なので、手を乗せたらご褒美・そのまま少し触れたらご褒美と徐々に慣らして行きました♪

次回は人慣れで色んな人にご褒美もらおうねU・ω・U♪

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午前中すごかった雨も午後にはすっかり止んだので、
午後からお散歩に行きました♪

なかなかアイコンタクトをしないクッキーちゃん。
いろんな 声を出してあげ、アイコンタクトできたらすぐにOKで開放してあげます☆

明日は今日よりアイコンタクト多くとれるよう頑張ろうね!!

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まだ、なかなかハウスに入らないそらくん。
なのでまずはクレートの中に大好きなフードを入れてあげて練習☆

そして入れるふりをして入ったら入れてあげて、
次に指差しで入った らフードをたくさん入れてあげてトレーニング☆

何度か視符で入れました!!

次回もハウスのトレーニング 頑張ろうねU・ェ・U♪ 

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だんだん外でも指示を聞けるようになってきたウィングちゃん♪

信号でのお座りや、トレーナーが止まったら自動的にお座りしたりと
少しずつお利口さんになってきました☆

今日も公園の近くで「可愛い?ね?」と褒めてくれた人に対し
戸惑いながらもくんくん嗅いでご挨拶出来ました(^^)

明日はボディケア中心にトレーニングして行きましょう☆

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見てください!!

フセが出来るようになってきました☆
しっかりと手について、綺麗にフセの姿勢が取れているでしょU・ω・U??

声の指示を目指して頑張ろうね♪
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一週間ぶりにパパとママに会うことが出来たクッキーちゃん♪
嬉しくてもう大興奮!!でもしっかりお勉強は忘れずに!!

少し落ち着いたところで、今日はハウスの練習を中心にやりましょう♪
ハウスの中に誘導してあげてもママとパパの側がいいのか
なかなかハウスに入っていきません。

たまに入った時はしっかり褒めてあげました♪
まだ練習が必要なクッキーちゃん。明日も頑張るぞ!!

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初めてのお散歩へ!!と思ったら、玄関から先がなかなか進めません(^^;

なので、まずは玄関に近づけるようにトレーニングしました。
そして1度外に出てしまうとサッササッサ歩いていました。

次回はすんなり玄関に歩いていけるように頑張ろう♪

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たくさんんのワンちゃんや、その飼い主さんとご挨拶しました。

上手に挨拶は出来るものの、少し緊張気味のウィングちゃん。

でもいい経験が出来て良かったね♪


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ハウスに入る練習です。

まだまだ「ハウス」の声では入れないけれど、
これから練習して声の指示だけでも入れるようにしようね♪

だんだんとハウスが好きになってきたかな??
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仰向け抱っこの練習をしました。

クッキーちゃん仰向け抱っこがかなり苦手なので
まずは縦抱っこの状態からスタート!!

体を縦の状態にしてあげ、ゆっくりマッサージして褒めてあげます。
まだまだ緊張してるので、これから少しずつ慣らしていってあげましょう♪ 
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フセの練習をたくさん行いました。
最初はすぐに遊びに行ってしまっていましたが、
だんだんと集中力を増してきて...なんと!

フセが出来ました!!

一度フセの姿勢を作れてしまうと、次からはとってもスムーズ☆
どんどんフセの練習をしていこうね♪

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いろんな物に慣れる練習をしました☆

不安定な足場やトンネルにもこわがる事なくしっかり歩いてました。
また、ヘルメットを被った人や 白衣を着た人にも尻尾を振って
「撫でて?」という感じで近づいていって ました♪

とってもお利口さんですね(^^)

明日は苦手なボディケア中心に練習しましょう♪ 

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少し広い場所でトレーニング☆

ようちえんで来ていた柴犬のレンくんと、はじめましての ご挨拶(^∀^♪

お互いサークル越しに興味しんしん。
この調子で次回も色んな お友達とご挨拶してみようね☆

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クッキー君、ハンドタッチに挑戦!
 
遠めに出すとマテと勘違いしてしまうので、最初は近い位置から!
まだちょっとタッチが遠いと動かなくなってしまうけど、
手が近くに あると自分から鼻をちょんっと付けてタッチしてくれました☆

次はもっと遠くにあってもタッチできるよう練習あるのみ!
がんばろうね♪ 
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伏せの練習をしました。
誘導で指示しましたが、なかなか伏せせず・・。

やり方を変えて、今度は脚の下をくぐらせ伏せの体勢になったところで

イエス!!

まだ10回中2回くらいしかできませんが、明日は5回出来るように練習頑張ろうね☆

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お座りの応用で、扉の前でもちゃんと座って待つ練習です。

今はまだお座りだけで精一杯だけど、
少しずつ待てるように練習していこうね☆

しっかり集中していてお利口さんでした♪

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最近仲良しのチワワのハッピーちゃんと一緒に今日も元気にお散歩です♪

お外の世界に興味深々のウィングちゃん、
夢中になり過ぎるとこっちの声も右から左へ通りぬけてしまいます(^^;)

もっとたくさんいろんな場所に行って、お外の世界をお勉強して行こうね☆

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ボディータッチと伏せの練習!!

初日は近づくと「ヴー」と警戒していましたが、少しずつ慣れて  
体も普通に触らせてくれるようになりました☆

伏せもまだ誘導でゆっくりだけど出来るようになってきました!!
次回も引き続き伏せやボディたっちのトレーニング頑張ろうねU・ェ・ U

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しつけ教室に来たばかりの時は、室内でもお座りがなかなかできなかったAMOくん。

なんと!!

外でもだんだんと出来るようになってきました!!
誘惑が多い中、しっかりとお座りをしています♪

そろそろフセの練習も取り入れてみようかな?

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ドアの前でしっかりお座りする練習をしました。

でも地面のニオイが気になってしまうクッキーちゃん。
名前を呼んでも何も反応してくれません。

口笛などを吹いてあげると一瞬だけチラッとこちらを見ました!!

イエス!!

その調子でどんどんこちらを向いてくれるよう練習しよう。

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少しずつボディタッチの練習☆
手を出すと少し警戒していたので、おやつをあげながらやって、同時にあげ
てその後撫でてからおやつ・・と少しずつ順番をかえていきました。

そして、抱っこも1度だけできました!!

なので次回もちょっとずつレベルアップしていきたいと思います♪

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仰向け抱っこの練習をしました。

抱っこしただけでバタバタ暴れる ウィングちゃん。
なので、最初は抱っこしたら褒めてあげ、抱っこされる

事にポジティブになるよう練習しました♪
だんだん慣れて来たらそのまま 今度は仰向けにしてあげ、
すかさずいっぱい褒めてあげます。

まだ緊張した状態なので、毎日少しずつ慣らしていきましょう(^^)

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いつもとちょっと違うコースでお散歩中の小六くん☆
見慣れない景色に興味しんしんで色んな所をクンクン...

いーんです!これが小六のお仕事なんです♪♪

何か発見はあったかな??
こんな風にたまにお散歩コースを変えたりすることでワンちゃんは
色んな新しいことを経験できます。教養にピッタリですね!

これで小六くんも昨日よりちょっとぴり大人に・・・
明日はどこに行こうかな?

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パピートレーニング!

足場とか、動くもの、匂いとかたくさん慣れるべきところがあよね!
マックス君とリトルちゃん、二人とも傘が開くのがまだ苦手みたい。

でも雨動かない傘には自分からクンクン・・・。

えらいぞ!!

これからも沢山の体験をしていこうね!
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ハウスの練習をしました。

上の部分を外してあげ中に誘導してあげます。
たまに誘導が無くても自分から入って行く時があるので
その時はたくさん褒めてあげました☆

明日は上の部分をつけてもしっかり入っていくように練習して行こうね♪

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台の上で爪を切る練習をしました。

まずは台の上に慣らす練習!...AMOくんは全く動じてはいませんでした☆
次は実際に爪を切ってみよう!!後ろ足が若干気になるみたい...

足先を固定される練習をしていこうね♪

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最初はハウスに入るのに抵抗していたそらくん。

今では自分からススッと入るまでになりました。
中でも暴れることもなく過ごしています☆

お利口さん♪

ハウスの合図で入れるように練習していこうね☆

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朝からお散歩へ行ってウキウキのウィングちゃん♪
名前を呼ぶとしっかりアイコンタクトしてくれます(^^)
でも周りがとっても気になって長い時間集中できません。

午後はハウスの練習です。屋根をつけて練習しました。
何回か練習すると指を差すと自分からハウスに入っていきました!!

出来たーーー!!

明日も復習復習♪

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自分からハウスに入るようになってきたね!

今度はハウスから飛び出さないようにする練習をしよう!
出たいっていう気持ちを抑えて我慢我慢・・。

とても上手に待っていられたね!

飛び出し禁止!これ守っていこうね!
 
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テーブルマナーの第1歩!

まずは、足元でお行儀よく。
モカちゃん、オスワリで大人しく出来たね☆

伏せて待てるようになるぞう!!その前に、伏せトレーニングしなきゃね!

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今、小六くんはハウスの練習中☆

まずはフードで誘導して、スムーズに入ることを目指しています♪
しつけ教室にきたときは、なかなか入らなかったけど、今ではスムーズになってきました!

自分から入れるように練習していこうね☆

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ハウスに入る練習です。

今はフードで誘導してもなかなか入れないけれど、
これから練習してハウスが大好きになってくれるといいな♪

一緒に頑張っていこうね☆

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お座りの練習をしました☆

誘導してもなかなかお座りしないので、脚の下をくぐらせてあげ、
お座り出来たらたくさん褒めてあげます。

まだどうしたら褒められるのかクッキーちゃん自身もよく理解してないので、
いっぱい回数をこなしてしっかり指示を聞けるように頑張ろうね♪

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今日もハウストレーニング!

最初は屋根なし、途中から屋根つきに挑戦。
やっぱり最初は高速で頭だけ出たり入ったり...(苦笑) 

でも一旦入ってしまうとキープがとっても上手!

引き続きハウスの練習をし手行きましょう!

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人慣れのトレーニング☆

昨日より緊張はとれたかな??
昨日はあまり触れなかったけど、背中を少しタッチできたらフード、
数回なでられたらフードとちょっとずつ進めていきました。

まだ暫くはボディタッチのトレーニングしていこうね(・ω・☆

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ハウスからの飛び出しが多いリトルちゃん。

飛び出しはいけないんだぞ!!・・というわけで
ハウスの中で大人しくしている練習だ!

まだまだ急に出てきちゃうときもあるけれど、
沢山練習をして待っていられるようになろう!!

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他の犬に吠えてしまうモカくんとラブくん。

今日は芋坂公園のドッグランに行ったらようちえん生のオレオ君とバッタリ!

でも二人とも吠えることなくお利口さんでした♪

明日も色々な場所に行って色々な事に慣れていこうね☆

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お友達と遊びました☆

元気チームで鬼ごっこ開始!!
しつけ教室にはたくさんのお友達がくるので、気の合った子が見つかりますね♪

思いっきり遊んで小六くんも楽しそうでしたU・ω・U☆

またみんなで遊ぼうね♪

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仰向け抱っこも慣れてきたので、歯磨き練習開始!

まずは口周りを触る練習からです。
平気そうなので、唇をめくるところまで練習しました。
これはまだまだ練習が必要みたい。

明日もやってみようね♪

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雨が止んだのを見計らってお散歩へGo!!

クッキーちゃんとは初めてのお散歩です♪
どんな感じかなと見ているとたまに電柱や草にクンクンしに行きますが、
その他は引っ張ることなく お利口さんに隣を一生懸命歩いてました☆

明日はアイコンタクトをしっかりとって歩くよう練習しましょう☆

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1日ですっかりしつけ教室に慣れた様子のAMOくん。

今日は基礎トレーニングの練習です。

まずは誘導でお座りの練習から。
お尻を床に着けるのがなかなか難しい...

明日からも頑張って練習していこうね♪

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ハウスに入る練習をしました。
ちょっぴり 怖がりさんなウィングちゃんは、なかなかお尻まで入っていきません。

上の部分を取って入る練習から始めました。すると・・・だんだん慣れて
来たのかお尻までしっかり入ってくるっと周ることが出来ました☆

えらいね?!!
明日は上の部分をつけて練習していこうね♪
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まだ触ろうとすると緊張している様子(^^;

短い時間なら撫でさせてくれるけど、あまり撫ですぎると「ヴー!!」
と怒られてしまいます(・・:

なので、撫でたら良い事がある☆
と少しずつ習慣ずけてトレーニングしていこうねU・ω・U

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今日で2日目のしつけ教室・・・。

自分でハウスに入ることが多いリトルちゃん
パタパタ動いちゃうドアにも怖がらずスイスイ♪

とっても上手だね!
これからもたくさん練習していこう!

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今日もちょっとだけ仰向け抱っことボディケアのトレーニング!

仰向け抱っこは環境にも慣れてきたのか、昨日よりリラックスしていました◎
まだちょっとじたばたしてしまう時があるので引き続きトレーニング!

頑張っていきましょう♪

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■ボストンテリア
Boston Terrier

ボストンテリアの紹介
ボストンテリアは、その名前のとおり1800年代にアメリカのボストン市で作られた犬種です。ブルドッグやブルテリア、ホワイトテリアなどを交配させることで生み出されました。
血統の中に潜在する闘犬種(ブルドッグ)の特質を排除する事に苦心をして改良された経緯がありますが、小型になるに従い性格が温和になって行ったと言われています。

体重によって、ヘビー、ミドル、ライトの3タイプに分けられますが、外見上の特徴は同じです。いずれのタイプも筋肉質で、ブルドックに似た顔をしています。小型のものは愛玩犬、大型のものは番犬に向きますが、近年は小型のものに人気が高い傾向があります。

性格は陽気で友好的。遊ぶのが大好きな賢いイヌで、タキシードを着ているような外見から「小さなアメリカ紳士」と呼ばれています。ボストンテリアは数少ないアメリカ原産の代表的犬種で、犬種名はボストン市を中心に作出された事に由来しています。犬名にテリアと付いていますが、分類はノン・スポーティングです。

ボストンテリアはタキシードを着た紳士のような黒地に白の斑(ボストンカラー)と断耳された直立耳がアメリカ人の好みに合い、過去と現在を通じずっとアメリカ国内で高い人気を維持しています。タキシードスタイルのアメリカ紳士のイメージが重要視されるためか、
被毛色に占めるホワイトの割合が問題になる犬種で、ホワイトの部分の多いものや左右対称でないものは好まれないようです。


ボストンテリアの歴史
ボストンテリアの歴史ボストンテリアは、チェサピーク・ベイ・レトリーバー、アメリカン・フォックスハウンドに次ぐ、アメリカ原産種としては3番目に古い歴史を持つ犬種です。
1870年、ボストン市在住のロバート・C・フーパー氏は、イギリスから「ジャッジ」と呼ばれるイングリッシュ・ボストンテリアとイングリッシュ・ホワイトテリアの雄犬を購入しました。フーパー氏は、この雄犬を「ジップ」という小型の雌犬と交配させ、その交配により「ウエルズ・エフ」が誕生しました。この犬はとても人気が高く、多くの雌犬に交配され、ボストン・テリアの基礎犬が作出されていきます。

その後、1889年頃までに、この犬種はボストン市でたちまち人気を集め、愛好家たちが「アメリカン・ブル・テリア・クラブ」という組合を結成するまでになりました。しかし「ブル・テリア」という名前を使ったことで、本当のブル・テリアの愛好家たちから不評をかってしまいます。この犬種のニックネーム「ラウンドヘッド」という名前をつけようという動きもありましたが、結局、発祥地にちなんで「ボストン・テリア」と命名されることになりました。

無名の犬種からAKCに承認されるまでのボストン・テリアの出世の速さは、相当なものでした。なにしろ、この犬種は誕生して20年も経たない1893年に、AKCに承認されるまでになったのです。

その後も繁殖家はボストン・テリアの種の安定性を追求しました。初めは色や模様などはあまり重視されていませんでしたが、20世紀前半には、その独特な模様と毛色が優れたボストン・テリアとしての重要なポイントとなりました。ボストン・テリアは急速にアメリカ中で高い評価を得るようになり、20世紀中半にはもっとも人気のある犬種の仲間入りをし、現在でもその人気は不動のものとなっています。


ボストンテリアの特徴
よく引き締まった筋肉質な体つきで、滑らかで光沢ある被毛は短く、毛色はブリンドルか黒で白斑をもつ、ボストン・カラーとよばれる独特のものです。間隔のあいている飛び出しがちな大きな目、ぴんと立った耳、歯をおおうたるみのない口唇など、愛嬌のある顔立ちが特徴です。尾は短く先細で、ストレートか巻いています。小型ながら、力強く機敏な動きがもち味の犬種です。その容姿からは強い決断力、頑丈さ、活発さといったものが見て取れ、優美な身のこなしも持ち合わせています。ブルドッグの祖先たちの性質をいくつも持ち合わせていますが、ブルドッグよりも小型ですっきりしているので家庭のペットとしても最適です。


ボストンテリアの性格
ボストンテリアは人なつこく賢いので、しつけも比較的しやすい部類の犬種であるとされています。飼主の意思や気分に敏感で、非常に繊細な面も持っており、室内では行儀のよい犬ですがやんちゃで遊び好きなところもあります(特にボールを追いかける遊びを好みます)。少し頑固なところもありますが、知的で、学習能力も優れています。知らない人にはあまりなつくことはなく、ときには他の犬に対して攻撃的な態度をとったりすることもあります。また、たまに吠え癖を持った犬もいます。しかし、子供などにはやさしい面を持っていますので子供のいる家庭でも安心して飼うことができるはずです。

ボストンテリアは小型犬ながら堂々としており、番犬として勇敢にテリトリーを守る性質があります。ボストンテリアはブルドッグやボクサーの血を引いていながら落ち着きがあり、争いをけしかける事をしない為、飼い易い犬種と言えます。しかしながら負けず嫌いで売られたけんかにはひるむことなく向かっていきます。


■ボストンテリアの毛色
ボストンテリアの被毛は、とてもなめらかで光沢があります。毛色はブリンドル&ホワイトが基本となりますが、ブラックに白い斑があるものも認められています。ボストンテリアの主な毛色は以下の通りです。

・ブラックブリンドル&ホワイト
・ブリンドル&ホワイト
・シールブリンドル&ホワイト
・マホガニーブリンドル&ホワイト
・ゴールドブリンドル&ホワイト
・ブラック&ホワイト


ボストンテリアの飼育
被毛は滑らかでつやがあり、短いのでグルーミングは簡単です。ただ、ボストンテリアの特徴である毛ツヤを保てるように、季節に応じて運動後に湿らせたタオルで汚れをとり、清潔に保つことが必要です。換毛期のブラッシングや耳掃除も忘れずにするようにしましょう。

ボストンテリアは活発で遊ぶことが大好きです。そのため、毎日きちんと運動をさせ、家族との触れあいを持たせることが必要です。ただ、長時間の散歩は必要なく、庭で走り回らせてあげれば十分でしょう。

室外での飼育にはあまり向かない犬種です。たまに、ゼーゼーと苦しそうに息をしたり、いびきをかいたりする犬もいます。暑さに弱いタイプの犬種なので、夏場などは十分気をつけるようにしましょう。


■健康上の注意点
食事には特に配慮はいらないですが、バランスのとれたフードを適量与えるようにしてください。突き出た目は傷つきやすいので、注意が必要です。また、鼻面が短いため、激しい運動をしたり、暑かったり寒かったりすると呼吸障害を起こすことがあります。心臓や皮膚に腫瘍がみられることもあるので注意するようにしてください。


■気をつけたい病気
・若年性白内障 ・ パターン脱毛 ・色素過剰症 ・アカラス症 ・水頭症 ・乳腺腫瘍 ・肥満細胞種・てんかん・チェリーアイなど

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今日からしつけ教室開始!!

元気一杯の小六くんは、すぐに慣れてくれました☆
みんなに遊んでもらって楽しそう♪

今日はさっそく仰向け抱っこの練習をしました。
すぐにリラックスモードに入ってウトウト...

明日もいっぱい遊んで、いろいろな練習をしようね☆

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■プードル
Poodle

プードルの紹介
プードルは、もともとはカモ猟などで活躍していた狩猟犬でした。フランスではこのカモ狩りの能力にあやかって「chien canard(カモ犬)」、それが変化した「caniche」などと呼ばれていました。プードルのあの独特のトリミングは、水に入ったときに毛が水分を含んで重くならないよう、毛を剃ったことが始まりだと言われています。胸と脚に毛を残すのは、冷たい水から心臓と関節を守るためなのです。

プードルはヨーロッパ各地のウォータードッグと近縁とされ、水泳が得意で、水辺のリトリバー犬としての性能がとても高い猟犬として使用されていました。現在プードルをドッグショーに出陳する際には、ショークリップと言われるカットスタイルが決められていますが、これは水猟犬時代の習慣に由来しています。足の関節回りには被毛が残されたカットスタイルは、保護のためというよりはどちらかというと装飾的なものであったと考えられています。実際、この刈り残しは、サーカスに出演していた時期に行なわれ始めたという有力な証拠もあるようです。

プードルの被毛を規定のスタイルにカットする技法がいわゆる犬のトリミング技法の基本になってます。一般にトリマーと呼ばれる職業は、プードルのカット技術を学ぶ事で資格を与えられる事になっているのです。

プードルは過去も現在も非常にトレーニングしやすい犬として知られています。
聡明な犬であり、四肢が強靭な事もあってサーカスで多用される事となりました。
        
そして現在、プードルが家庭犬・愛玩犬として非常に高い人気を維持しているのには明確な理由があります。大型、中型、小型とあらゆるサイズがそろっており、警備から愛玩までいかなる飼育目的や飼育環境にもサイズで適応する事ができるのもその一因でしょう。また、多くの被毛色があるのでいかなる飼育者の好みにも合う色を選ぶ事ができるので、おしゃれなカットを楽しむ事もできるし、子羊の姿のまま飼育する事もできます。さらにこの犬種はサイズによる性格の差が無く、聡明で、学習能力がひときわ優秀であることも大きな特徴です。


プードルの歴史
プードルはフレンチ・プードル、フランスの国犬とも呼ばれ、原産地はフランスと言われる事が多いですが、実際には世界中の多くの地域でかなり古い時代から存在が確認されていたようです。

プードルはドイツからフランスに渡ったと考えるのが妥当とされており、ロシアが原産との説すらあります。犬種名プードルはドイツ語の「プーデル(水たまり)」が語源で、これは水中で泳ぐさま等を表わしている語です。プードルはイギリスでは古くからトリュフ掘りに使用されていたと言われ、プードルが嗅覚によってトリュフを発見すると、仕事仲間のダックスフンドがそれを掘り出していました。当時トリュフ掘りは犬に与えられた重要な仕事で、プードルのこの特技はスペインやドイツにも輸出されました。夜間のトリュフ掘りでも犬の居所が分かるよう、ホワイトのプードルが作出されたとも言われています。しかし、奇妙な事にトリュフ掘りに使われた小型のプードルに限っては、水に入る事を恐れたとの記録があるようです。

プードルは優雅な愛玩犬として、流行に敏感な女性たちから支持されるようになりました。
フランスの貴族たちから人気を集め、遂にはフランスの国犬とまでなりました。特徴的だった被毛の刈り込みはさらに強調され、より小さいプードルを生み出す動きも出始めました。
19世紀末になると、プードルはショーに出されるようになり、最初はブラッシングをせず、
被毛を自然にからませた状態のままで出されていました。人目を引くには成功しましたがあまりに手入れが大変だったため、20世紀前半には淘汰されました。代わって登場したのが現在もっとも主流となっている「ブッファンスタイル(逆毛を立ててふくらませ、高さをつけた髪型)」でした。

その頃アメリカでのプードル人気は下降気味で、特に北アメリカでは1920年後半、絶滅の危機にまで追いやられました。その後、1930年代には人気が持ち直し、現在に至ってようやく、人気のある犬種としてその名を連ねることになりました。

現在、プードルは3つのサイズに分類され、大きいものからスタンダード・プードル、ミニチュア・プードル、トイ・プードルと呼ばれます。なかでもトイ・プードルは近年爆発的な人気を誇り、毎年人気犬種ランキングの上位をキープしています。

トイ・プードル程毛色による評価が変化する犬種も珍しいでしょう。一時期シルバー色の大流行があり、その後ブラック人気が続いていました。ところが近年、日本では「テディベアカット」と呼ばれるカットスタイルが流行したために、このスタイルが似合う茶系統の被毛色のプードルに人気が集中し、他の色の数倍もの値段で取り引きされているのが現状です。


プードルの特徴
プードルはバランスのとれた正方形に近い体型のもち主で、適度に力強い筋肉をもっています。気品の漂う容姿は、慣例のクリップによって、より洗練された美しさが表現されています。頭蓋は適度に丸く、頬骨と頬の筋肉は平ら。鼻吻部はまっすぐで長く、目の下にはわずかな彫りが見られ、唇は引き締まっています。目はアーモンド型で、適度に離れている。豊富な飾り毛に隠れた耳は肉厚で、長くまた幅広く、付け根は目の高さかそれよりやや低めで垂れています。

堂々とした身のこなしと優雅な容姿を持ち合わせ、バネのような軽やかな動きをしています。水辺で猟師が打ち落とした鳥を回収するために使われていたので、体の構造はその時の役割を反映した造りとなっています。

被毛はクルクルとカールしており、粗く、密集しています。伝統的な被毛の刈り込み方は、
狩りでの機能を重視し、胸と関節を保護するために編み出されたものです。


プードルの性格
プードルは非常に賢く、飼いやすい犬種といえます。しつけや訓練も楽しみながら、教えられたことを積極的に吸収していきます。従順で忠実。飼い主の家族にもよくなつき、来客に対する態度は、愛想も振りまかないが威嚇することもありません。ほかの犬に対しても寛容で、トラブルを起こすようなこともまずないでしょう。ただし利口な分だけいたずらも好きな面もあるので、その点には注意が必要です。活発で散歩好きで、訓練が行き届いていれば、広場でリードを外しても、どこかにいってしまうようなことはないでしょう。呼べばきちんと戻ってきてくれます。

プードルはとても利口で飼主の言うことをよく聞きます。数多くいる犬種の中でももっともしつけのしやすいと犬種と言えるでしょう。また、プードルは自立心が強く、思考力にも長けています。飼い主に対しては愛情深く、いつも飼い主を喜ばせようとします。しかし、知能が高い故に人が言いなりになり易く、気付いたら咬み犬になっていたという事もあるので注意が必要です。


プードルの飼育
比較的硬い巻き毛が豊富に密生するため、入念な手入れが必要です。プードル特有の優美な姿を維持するには月1回程度のトリミングが必要となりますが、家庭犬の場合は短い刈り込みにしておいた方が手入れは楽になります。固い巻き毛がもつれやすいので、日常的にブラッシングとコーミングを丁寧に行います。その際クリップで露出した皮膚を傷めないように十分注意してください。白い毛は涙やけしないようにマメに拭きましょう。しかしプードルは犬の中で最も抜け毛や皮膚病などが少ないのも特徴です。ツメは常に短く保ち、週に1度は歯ブラシで歯を磨き、綿棒などで耳掃除するなど、被毛の管理以外の手入れも必要です。細かな手入れに関しては専門家から直接指導を受けるのが最も望ましいと思います。優雅な姿を保つためのトリミングのコストは多少かかってしまいますが、性格や身体能力的にも優れたこの犬種はきっと素敵な家族の一員となってくれるはずです。

プードルには人との交流が欠かせません。毎日知的な遊びを取り入れて、肉体的にもたっぷり運動させてやることが大切です。軽めの散歩や室内でゲームなどをさせてあげましょう。庭などに出してもいいですが、屋外で飼えるような犬種ではありません。


プードルの毛色
プードルの毛色は、きれいな単色であることが理想とされています。以下はその代表的な毛色になります。黒、白、ブルー、ブラウン、アプリコット、クリーム(オレンジ)、シルバー、シルバー・ベージュなどのほか、同じ色で濃淡をもつものがあります。


■健康上の注意点
運動量としては室内や庭先での運動だけでも十分ですが、犬は当然散歩に出かけることを好みます。そのため1日1回はできれば外に連れ出し、周辺を散歩させたり、安全な場所で自由に運動させてあげると良いでしょう。遊び好きで利口なので、一緒に遊べば喜ぶし、辛抱強く教えれば、芸を覚えさせることも可能です。

食事は若犬から成犬なら朝夕2回与え、新鮮な水を常備してください。
内容に関しては、栄養バランスのとれた小型犬用ドライフードで十分です。

嗜好性を加味したいならば、ドライフードを基本に全体量の2割程度の缶詰フードを混ぜた混合食が手軽でお勧めです。味が濃い人間の食べものや偏食は、不健康のもとになります。また常に健康状態を観察して、下痢や肥満の兆候がみられたら、すみやかに対処してください。膝蓋骨の脱臼に注意するほか、遺伝的な眼病などにも気を配るようにすると良いでしょう。トイプードルは活動的ですが足が細く華奢なので、骨折には注意が必要です。


■気をつけたい病気
・皮膚疾患 ・膝蓋骨脱臼 ・てんかん ・白内障 ・停留睾丸 ・眼瞼内反症


■寿命     12ー14歳

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■ダックスフンド
Dachshund

■ダックスフンドの紹介
ダックスフンドは体長が体高の2倍もあり、全犬種の中で最も短足、胴長の犬として知られています。ダックスフンドの「フンド」は「ハウンド」と同義語で、現在では愛敬のある家庭犬の代表として定着しているダックスフンドも元来、立派な獣猟犬グループに属す犬なのです。

ダックスフンドはドイツを原産とし、12世紀頃から狩猟犬として活躍してきました。ダックスフンドは、もともとは、アナグマやウサギなどを巣穴から駆り出し、獲物の存在をハンターに知らせる役目を担っていた猟犬です。ダックスフンドについては16世紀に資料が発見されており、そこには「背が低く曲がった足の犬」と書かれていました。また、当時は「穴を掘る小型犬」「ダッケル」「アナグマ犬」などと呼ばれていたようです。

現在の「ダックスフンド」という名前はドイツ語の"dachs"(アナグマ)と"hund"(犬)からきています。

粘り強いハンターと言われているダックスフンドは、地中の巣穴の中にまで獲物を追って入っていき、獲物を外に連れ出して息の根を止めるという方法で狩りをしていました。


ダックスフンドの歴史
ダックスフンドは体格の割に吠え声が大きく、短足の前足は主に土を掘り、穴を広げたりするのに役立っていました。ダックスフンドのサイズに関しては、スタンダードとミニチュアに分類する国が多いようです。しかしヨーロッパではスタンダード、ミニチュアの下にさらにカニチュア(ラピッドとも呼ぶ)というサイズを設けて3区分しています。     

各タイプのダックスフンドは、それぞれの地域の地形や天候などを考慮に入れて、その土地の猟に適合した特徴を持たせて繁殖されました。どのダックスフンドもタフで頑強な上、アナグマやキツネや小型の哺乳動物をすばやくしとめる能力に長けていました。

ダックスフンドの特徴でもある、胴長な体型は昔から変わりませんが、被毛はスムースコートかロングヘアーが一般でした。最近ではこれにワイアーヘアーを加えた3種類の被毛が知られていますが、ワイアーヘアーはそのような被毛を持つテリアと交配し誕生した、新しいタイプのダックスフンドなのです。
       
ロングヘアー(長毛種)は、短毛ダックスフンドに小型のスパニエル系や、アイリッシュセッターを交配して作出されたもので、シルクの感触を持つ長毛に特徴があります。ロングヘアーダックスフンドは性格的にもスパニエル犬種を思わせるものが多いと言われています。

毛質のタイプが固定された現代では、被毛タイプの異なる犬との交配は害が多いとうのが定説です。いずれのタイプにも属さない被毛の子犬が生まれる事が多いばかりか、これらのタイプは数世代に渡り毛質が定まらないと言われています。


ダックスフンドの特徴
ダックスフンドは獲物を追って地中の穴の中に潜り込み、その中を思った通りに移動できるように胴長短足の体型に作られました。この体型に加えて、獲物を捕える顎の強さや、獲物をしとめるための優れた体力も兼ね備えています。昔からダックスフンドの大胆な性格と優れた狩猟本能、鋭い嗅覚と大きな吠え声が、地中のハンティングにとって大変役に立っていました。

またダックスフンドは、しなやかでメリハリのある機敏な動きと並外れた耐久力を持ち合わせており、その足取りは流れるように滑らかです。また、エネルギーの塊のような犬種なので、嬉しいことがあると体全体を使って表現します。

ダックスフンドは短足であるため、散歩の距離は短くてよく、被毛の手入れも簡単です。また性格は愛情深く、遊び好きで、適度な警戒心を持ち番犬としても有用です。

この犬種は、被毛によって3つのタイプに分けられています。つやのある短毛のスムースタイプは、この被毛で雨風から体を守ります。ロングタイプは滑らかな長毛で、少しウェーブがかかっていることもあり、スムースタイプよりもさらに体を保護する役目を果たしています。ワイヤータイプは、ピンと張った太く硬い毛で覆われ、密集した下毛が体を十分に保護する役割を担っています。

体の大きさはスタンダードやミニチュアのほか、今日では体重 2.3kg以下、胸囲30cm以下とさらに小型のカニンヘンと呼ばれる種類も登場し、ダックスフンドとして扱われる種類は3種になっています。


ダックスフンドの性格
ダックスフンドの性格は狩猟犬らしく機敏で活発、そして好奇心旺盛です。また、友好的で落ち着きもあるので、家の中でも安心して飼うことができます。

さらに、ダックスフンドは辛抱強く、賢さも兼ね備えており、知らない人がくると吠えて教えてくれます。とにかく遊ぶことが大好きで、コンパニオンドッグとしてもとても優秀な犬です。

ダックスフンドは恐いもの知らずで、好奇心旺盛な犬種です。基本的に独立心の強い犬ですが、家族で何かしようということになれば、一緒に参加したがる一面も持っています。小さな子供がいる家族ともうまく暮らしていけますが、初めて出会った子供に突然攻撃的になることがあります。

見知らぬ人に対しては神経質になることが多く、なかには吠えてしまう犬もいます。ロングタイプは、比較的静かでテリアっぽさが少なく、ワイヤータイプは、他のタイプより社交的です。また、ミニチュアタイプのなかには臆病な性質を持った犬も見受けられます。


ダックスフンドの被毛
短毛のスムース、長毛のロング、剛毛のワイアーヘアーの3タイプ。


■カラー
ブラック、チョコレート、レッド、ブラック&タン(茶褐色)、クリームなど。

ダックスフンドは他の犬種と異なり、特徴のある3つの被毛をもちます。もっとも古いと考えられているスムースヘアード・ダックスフンド、さらに現在大人気のロングヘアード・ダックスフンド、比較的新しいワイアーヘアード・ダックスフンドです。ワイアーヘアードダックスフンドの被毛の色は、スムースヘアード・ダックスフンドとロングヘアード・ダックスフンドと少し異なる色が存在します。

[スムースヘアード・ダックスフンド、ロングヘアード・ダックスフンド]
・レッド ・クリーム ・シェーデッド・クリーム ・イエロー ・チョコレート&タン 
・ブラック&タン ・チョコレート ・ブラック ・ダップル ・ブリンドル

[ワイアーヘアード・ダックスフンド]
ほとんどがワイルドボア(イノシシ色)かデッド・リーフ(枯葉色)ですが、ブラック&タン、レッドなど、スムースヘアード・ダックスフンド&ロングヘアード・ダックスフンドと同じ色も認められています。


ダックスフンドの飼育
どの被毛のタイプでも、まめにブラッシングをしてあげたり、必要に応じてシャンプーしてあげなくてはいけません。シャンプー後は必ず完全に乾かし、温かく保つようにしてください。スムースタイプに関してはビロードの布やセーム革などで被毛をこすってやるとツヤが出ます。余剰に伸びた毛のカットを基本に考えれば、トリミングはそれほど難しいものではないでしょう。

また、ダックスフンドは長い胴体のため、あまり太りすぎてしまうと、椎間板ヘルニアになる可能性が高くなります。栄養のバランスに気をつけ、しっかりと体調管理しましょう。

ダックスフンドは活発な犬種なので、散歩をしたり、広場で遊んだりしてたっぷり運動させてあげましょう。また、順応力に優れているので、都市の生活や共同住宅での生活にもすぐに慣れることができます。とはいえ、やはりハンター魂は健在で、大自然の中で獲物を探したりすることをとても好みます。

温暖な気候の地域であれば、屋外で暮らすこともできますが、寝る場所は室内に用意してあげるのが理想的です。

スムースタイプには最低限のグルーミングをしてあげましょう。ロングタイプには、週に1?2回のブラッシングまたはコーミングをしてあげ、必要に応じてトリミングをしましょう。

ワイヤータイプは、週に1回程度ブラッシングかコーミングをし、必要に応じてトリミングするとよいでしょう。年に2回はストリッピング(手で毛を抜くこと)が必要です。


■健康上の注意点
ダックスフンドは活動的で驚くほどスタミナをもっています。日光浴をさせる意味でも、1日1、2回は屋外へ出し運動させてやるといいでしょう。筋肉をつける自由運動と骨を守る背筋をつけ、椎間板ヘルニアの予防にもなる引き運動を合わせて行うと良いです。成犬期の食事で気をつけなければならないのが、肥満です。肥満により湿疹が出やすくなり、心臓に負担もかかりやすく、疲れやすくなってしまいます。椎間板ヘルニアを引き起こす原因にもなるので注意してください。また、糖尿病や心臓病という老犬共通の症状を現すこともあります。


■気をつけたい病気
・椎間板ヘルニア ・てんかん ・乾性角結膜炎股 ・中耳炎 ・外耳炎など


■寿命     12ー14歳

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■マルチーズ
Maltese


■マルチーズの紹介
マルチーズは、紀元前の時代から愛玩犬として飼育されていた歴史ある犬です。
スパニエル種から派生した犬種だと言われていて、陽気で活発な性格を持っています。絹のような美しい被毛が、マルチーズの最大の魅力であり、その美しさから、エリザベス一世の時代には、数千ドルの値が付く高級犬でした。

マルチーズの魅力と言えば、絹糸状の純白で光沢のある被毛ですが、被毛色が白のみに限定される犬種に共通する現象として「色素不足」の個体が多くなっています。マルチーズに限らず白色犬の理想は、抜けるような純白被毛に、目縁、鼻鏡、唇、パッドが漆黒である事とされていますが、近年アイラインが完全でないマルチーズは普通の事となり、パッドが漆黒であるマルチーズを見かける事も少なくなりました。色素の改善を目的としてプードルとの交配が依然行われているらしく、被毛が縮れたり、体高がプードル並みのマルチーズを見かける事も少なくありません。

マルチーズには下毛がまったくないのが特徴で、絹糸状の被毛は引きずるほど長く優美です。体長が体高よりも長くて全体の外観は細長いです。性格は知的、快活、優雅、大胆で、小さい体にもかかわらず、恐れを抱かず、生気あふれ陽気に振舞います。

アメリカでは1877年のウエストミンスター・ショーでマルチーズ・ライオンドッグの名称で初出陳されました。1879年にはマルチーズ・スカイテリアとして有色のマルチーズが出陳されています。AKCの公認は1888年でした。


■マルチーズの歴史
マルチーズは紀元前1500年頃、当時の貿易の中継点であったマルタ島にフェニキアの水夫たちが持ち込んだ犬が元になっているといわれています。3,000年以上の歴史を有する非常に古い犬種で「犬の貴族」と呼ばれて来ました。さらに、マルチーズは猟犬や使役犬を小型化したものではなく、終始愛玩犬としてのみ飼育されて来たきわめて特異な犬種なのです。犬種名は地中海のマルタ島からとったものとされていますが、現在マルタ島でマルチーズを見かける事はありません。マルチーズはアジア由来の小型犬がファニキア商人によりマルタ島に持ち込まれて改良固定されたものと伝わっていますが、確かな裏付けはないようです。初期のマルチーズは船員のペットとして船の中で飼育される事が多かったために貿易相手国を中心に広まって行きました。

この犬たちはよくヨーロッパやアジアに持ち出されていきましたが、マルタ島に残ったマルチーズたちは他の犬種と隔離され、何世紀もの間純粋な交配が繰り返されてきたため、結果として独特な特質を受け継ぐことになりました。長く、シルクのように輝く純白の被毛はこの犬種のトレードマークですが、初期のマルチーズには白以外の毛色も存在していました。

紀元前500年頃のギリシャでは陶製の壷や皿に明らかに白色長毛のマルチーズの姿が描かれている。マルタ島がイギリス領となった1813年以降、マルチーズはイギリス王室に入り、ビクトリア女王をはじめとする王室貴族が寵愛した。ヘンリー8世時代からエリザベス朝時代を通じて貴婦人達の抱き犬として格別に人気が高かった。およそ人類が愛玩犬のために行なった事の最初はマルチーズのためであったと思われる。ギリシャ人はマルチーズのために墓を建て、ローマ人はマルチーズのために詩を詠み肖像を残した。エジプトでは歴代の王家でマルチーズが金の器で食事をしたとの記録が残っている。フランスでは15世紀、他のヨーロッパ諸国では19世紀にマルチーズが一躍流行犬となり、破格の高額で取り引きされた。マルチーズは現在も代表的な愛玩犬として世界中で高い人気を維持している。

アメリカでは、1877年頃までマルチーズは「マルチーズ・ライオン・ドッグ」として紹介されていました。「ライオン・ドッグ」という名前はアジアの愛好家たちによってつけられたもので、彼らが犬たちの被毛をライオンのたてがみのように切っていたことに由来していると考えられています。その後、1888年にAKCに認定されることになります。この犬種の人気は徐々に上昇し、現在ではもっとも人気の高い愛玩犬のひとつとなっています。


■マルチーズの特徴
きゃしゃな体と短い肢、絹のようなまぶしいほど白い被毛がマルチーズの特徴です。
被毛は、鼻先、垂れた耳から尾の先まで、床に届くほどまっすぐ伸びる長毛で、尾にも流れるような豊かな飾り毛があります。縁黒で暗色の目をもち、体は適度に引き締まっています。頭部にリボンなどの飾りをつけることが好まれているようです。

マルチーズといえば地面につきそうなほど長く、絹糸のような被毛に覆われた小型犬として有名ですが、コンパクトな体の構造や優しい表情、機敏な身のこなしもマルチーズならではの特徴です。また、イキイキとして活力に溢れ、軽快な足取りで優雅に流れるように歩きます。


■マルチーズの性格
マルチーズは利口でしつけもしやすい犬種です。その上落ち着きがあり、温厚であると同時に活発で遊び好きでもあります。飼い主とは愛情をもってつきあい、非常に従順です。ただし、甘やかせることによって絆が強まりすぎると、排他的になってしまうので、子犬のうちから一貫性をもってしつけをすることが理想的です。

マルチーズは陽気で明るい性格でありながら神経質な面も持ち合わせています。
マルチーズテリアなどと呼ばれていただけあってテリアのような気の強さが見られます。
子供との相性は比較的よいですが、賢く神経質のためいたずらに可愛がると子供に対して牙をむく傾向が見られます。

マルチーズは上品で賢く、小型犬特有の騒がしい一面は持っていません。飼い主に対しては深い愛情を示してくれ、一人暮らしの方にとっては最高のパートナーになってくれるでしょう。また、小さいからといって臆病ではなく、大胆な性格を持っており、自分よりも大きい相手に対しても向かっていく勇気を持っています。

かわいらしい容姿のマルチーズは、長い間人々の「抱き犬」としてもてはやされてきましたが、野性的な面も持ち合わせており、活発に走り回ったり遊んだりすることも大好きです。
純白の長い被毛に覆われた気品ある外見とは裏腹に、大胆な気性の持ち主で、自分より大きな犬に対してでも向かっていくことがあります。

見知らぬ人にはあまりなつかず、なかには吠え癖を持った犬もいます。


■マルチーズの毛色
マルチーズは下毛ないのが特徴で、絹糸上の被毛はとても美しいです。毛色は純白が望ましいとされています。淡いタン、あるいはレモン色は許されていますが望ましくはありません。


■マルチーズの飼育
マルチーズの長い被毛には毎日のコーミングとブラッシングが欠かせません。
毎食後口の周囲の汚れを取るようにしましょう。またお尻のまわりも清潔に保つようにしてください。シャンプーに関しては、週に1度が理想といえます。換毛期には専用のコームで毛をすき取ることと、場合によっては長い毛を短くカットするようにしましょう。比較的丈夫なので、飼育環境次第で長生きする犬種です。

マルチーズは甘えん坊だからと過保護にしないように注意が必要です。運動量は少なくても大丈夫ですが、たまに散歩で気分転換をさせてあげてください。垂れ耳は中が汚れやすいので、耳掃除を定期的に行いましょう。抜け毛は少ないですが、繊細な白い毛をきれいに保つには毎日のブラッシングと月に1度のトリミングが必要。白い毛は涙やけしないように毎朝ぬれコットンで目元をマメに拭きましょう。

マルチーズは室内犬なので、屋外で飼うことはおすすめできません。運動は好きですが、それほど多くの運動は必要ありません。短い散歩をしたり、室内を駆け回ったり、ゲームをしたりするだけで十分でしょう。


■健康上の注意点
マルチーズは散歩をしたり公園で遊んだりするのが大好きな犬種です。動き回れるスペースを十分に使った室内運動だけでも不足はないですが、犬のストレス解消と日光浴を兼ねて、できれば毎日20分程度の戸外運動に、自由遊びを組み合わせあげれば理想的と言えるでしょう。食事は朝夕2回与え、新鮮な水を常備しておいてください。栄養バランスのとれた、小型犬用ドライフードを中心にしつければ最良です。また常に健康状態を観察して、下痢や肥満に注意してください。遺伝的な目の病気に罹りやすいことがあります。


■気をつけたい病気
・皮膚疾患 ・膝蓋骨脱臼 ・眼瞼内反症 ・低血糖症 ・二重睫毛


■寿命    
12ー14歳

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人懐っこくて元気いっぱいのAMOくん☆

ようこそ!しつけ教室DOGLYへ!!

今日から30日間、一緒に頑張ろうね♪

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今日から30日間のお勉強がスタートです!!

初めての場所、初めての人、初めて会ういろんな犬に
戸惑い気味のクッキーちゃん。

明日からいろんな事をたくさん経験して行こうね♪

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■チワワ
Chihuahua

チワワの紹介
チワワは愛らしい大きな目と耳が特徴的な、世界で一番小さなイヌです。
その昔、あの有名な冒険家のコロンブスが、現在のキューバにあたる島で
「吠えない小さな犬を発見した」とスペイン国王に報告していたとされていますが、
この犬もチワワの祖先であるテチチだったと考えられています。

コロンブスは「吠えない犬」としてテチチを報告していますが、
現在のチワワは比較的よく吠えます。

縄張り意識が強く、動作が機敏なので体は小さいですが番犬としての役目を
充分こなせる忠実で勇敢な犬です。

チワワは排他的であると言われており、チワワ以外の犬種との相性は良くありません。
超小型犬ゆえに飼育環境、特に温度に細心の注意を払う必要があります。

アップルヘッド(ドームヘッド)と呼ばれる頭に小さく引き締まった体、
そして黒くて大きな瞳はとても理知的な印象を受けます。

体長は体高よりも少し長く、生意気な表情とテリアのような用心深い態度が特徴的です。
テチチは長毛だったと言われていますが、チワワにはスムース(短毛)と
ロング(長毛)の2タイプがあります。

現在、世界に分布するチワワは単色のものが多いが、メキシコでは
タン・マーキングのあるものや斑が好まれているようです。

超小型犬種であるチワワでは時に泉門が過大で、成長後も癒合不全の状態が見られる事があり、膝蓋骨脱臼の発症頻度も高いと言われています。


チワワの歴史
チワワという犬種の歴史はとても古く、9 世紀のころメキシコ周辺を支配していたトルテック族が、聖なる動物と崇めて飼育していたテチチという犬がその祖先といわれています。このテチチという犬はその時代、神の使いとして人々から崇められていたようです。チワワの先祖とされるこのテチチは、もともと地中の穴に住み野生の状態で棲息する小さな犬でしたが、トルテック族により家畜化されたと言うのが定説のようです。

最初にチワワが発見されたのはメキシコですが、その後アメリカ南西部に渡り、
何度も品種改良が重ねられて現在のスタイルが出来上がりました。

テチチはもともと小型でしたが、アメリカでの選択繁殖により、より小型に改良固定されたものが現在のチワワといわれています。現在メキシコ周辺で見られているチワワでさえも、もとはアメリカから渡ってきた系統のものになっています。

チワワの成立に際しては、中国原産の無毛の小型犬が関与しているとの説などもありますが確証があるわけではありません。


チワワの特徴
世界でもっとも小さい犬です。骨格は華奢、前胸が発達しており、腹部はよく引き締まっています。全体にしなやかな体形といえるでしょう。頭部には丸味があり、鼻吻部は丸味のあるクサビ形、鼻筋はまっすぐで適度に短く、小さな鼻はわずかに尖っています。ぱっちりと丸い大きな目の瞳は暗色、ルビー色、または明るい色と多彩です。耳は大きなそり耳で、緊張しているときはピンと立つが、くつろいでいるときは傾いて開いています。


チワワの性格
チワワの性格はきわめて忠実で、飼い主に対し深い愛情を示します。活発で好奇心も旺盛、敏捷に動く姿が印象的。また、甘ったれなところがある反面、大きな犬の前でも堂々と自分を主張することもあるなど、見かけによらずとても勇敢な犬です。

用心深く機敏なので、番犬としても役立つでしょう。しかしチワワには臆病な面もあるので、大きな音に怯えたり風に怯えたりすることもあります。また、チワワは人間からたっぷり愛情をもらうことを何より喜びます。

幼少期に病気がちだったり、見た目の弱々しさから甘やかしてしまう方も多いかと思います。しかし幼い時に甘やかされたり、子供におもちゃにされると、攻撃的な性格になりやすいため注意が必要です。

小さくても一人前の犬である事を忘れてはいけません。訓練にも比較的向いている犬種なので、幼犬期からきちんとしつけを行えば可愛い家族になってくれるはずです。

チワワは見知らぬ人にはあまりなつきませんが、他の犬や動物とはうまくやっていくことができるはずです。飼主を守ろうとする犬もいますが、あまりに体が小さいため、残念ながらその警護能力は高いとはいえません。


■チワワの魅力
チワワは小さくて軽いので、街中や電車の中でも、キャリーに入れて、どこにでも手軽に連れて行くことが可能です。しかも、独立心があるので留守番も得意なので、一人暮らしの人、マンションに住んでいる人にとっても非常に飼いやすい犬種です。そして何といってもうるんだ瞳、小さくて愛らしい姿が最大の魅力と言えるでしょう。


■被毛のタイプ
毛が短いタイプのスムータイプと柔らかで長い被毛のロング・タイプの2タイプ。スムースでは滑らかで光沢のある毛が密生しており、首の毛はやや粗く、頭と耳の毛が非常に短いのが特徴です。一方のロングはやわらかく、まっすぐか、わずかにウェーブがかかったものがあり、耳、首、四肢と尾は特に豊かに密生しています。また、成犬になるときに毛色が変化することがあり、チワワは七変化の犬としても有名です。


■カラー
レッド、ホワイト、クリーム、ブラック&タン、フォーン&ホワイト、
チョコレート&タンなど


チワワの飼育
スムースの手入れは、毎日のブラッシングやタオル等で拭いてやる程度で十分です。ロングでは毛玉ができないよう、ブラッシングとコーミングを組み合わせて行いましょう。シャンプーも大丈夫ですが、寒さに弱い面があるので、冬場は手短にした方が良いです。シャンプー後はタオルで拭いたあと、ドライヤーでしっかり乾かすようにしてください。また、耳、ツメ、歯の手入れもするようにしてください。

チワワはとても小さい犬ですが活発に動き回ります。毎日の運動は必要ですが、室内を走り回っているだけでも、1日に必要な運動量をこなすことができます。しかし、室内の運動だけでは社会化不足になりやすいので適度にお散歩してあげてください。

散歩に行くときには、時間を少し短めにしてあげると良いでしょう。室内犬なので、外で飼うことはおすすめできません。冬は防寒対策が必要。また泉門(頭蓋骨の上部)が塞がっていないことが多いので、頭部の扱いに要注意。また、小型ですから定期的に肛門嚢を絞ってあげましょう。


■健康上の注意点

小さいのでつい抱えて移動したくなりますが、犬の健康を考えると多少は歩かせた方が良いです。戸外での運動は特に必要ないですが、天気のいい日は日光浴をかねて散歩させてあげましょう。また、運動不足にならないように室内で一緒に遊んでやることも大切です。

活発で好奇心も旺盛なので犬のほうから戯れついてくることもあります。寒がりのチワワでは、寒い冬は体温を保つために夏よりもご飯の量を少し増やしてカロリー摂取量を多めにする必要があります。内容は栄養バランスのとれた小型犬用のドッグフードで、ドライフードとウェットフードの混合食が一般的で手軽です。


■気をつけたい病気
口蓋裂、泉門開存、膝蓋骨脱臼、眼疾患、低血糖症など


■寿命
14ー18歳

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今日がはじめてのDOGLY☆

たくさんの犬や人に囲まれてドキドキかな!?
まだ慣れないそらくんはハウスの中で「ワンワン!!」

ホームステイ中にたくさんの人に接して慣れていこうね☆

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今日から30日間のお勉強がスタートです☆

初めての場所でも怖がる事なくスタッフに尻尾振ってました♪
今日はハウスの練習をしましたが、少し怖がり気味・・。

明日からいろんな事をいっぱい学んで一緒に頑張って行こうね(^^)

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■柴犬
Shiba


■柴犬の紹介
柴犬は日本古来から山岳地帯で獣猟犬として活躍していた小型の土着犬です。
東南アジアに分布したパリア犬の系統をくむ犬種で、北方系の秋田犬とはルーツを異なり、日本には先住民族とともに南方から渡来したものと考えられています。

古くから日本の住環境になじみ、飼育しやすい事が柴犬最大の長所と言えるでしょう。柴犬は主人、家族に対して忠実で深い服従心をもち、大胆でありながら沈着で、かつ冷静な判断力を持つ日本犬です。

近年、海外、特にアメリカで柴犬の人気が高まっています。無駄吠えが無い事やお尻の始末が良い事などにより、室内で飼育しやすい犬の上位にランクされ、文献によってはバセンジーと並び「吠えない犬」と紹介される例もあるようです。小型の愛玩犬や洋犬には見られない日本犬独特の「自立性」と、他人とは「距離をおく」柴犬の資質に賞賛をおくる海外の愛犬家も多いと言われます。海外で柴犬は「東洋的な犬」として高い評価を受けており、熱心なブリーダーも増えています。


■柴犬の歴史
柴犬の歴史はとても古く、縄文時代の遺跡からは、柴犬の祖先と考えられる小型の犬の骨が見つかっています。平安時代にはすでに猟犬として人々に飼われていたと言われています。鷹狩りやウサギ狩りなど、本州中部の山岳部を中心に、獣猟犬として飼育され、単なる家畜としてではなく、人間の良きパートナーとして暮らしてきました。

猟犬としての柴犬は日本のほとんどの地域に分布していましたが、交通の不便な山岳地方で長く純粋性を保つ事になりました。新潟、山梨、長野、岐阜、島根など地方ごとに異なる特質を持つ個体が知られています。

幕末に日本を訪れたシーボルトは日本で3種の犬を見たと回想しています。「狩犬」「町犬」と「狆」の3種で、「町犬は外来種との雑種が多い。」「狩犬は長吻、立ち耳、短毛・・」と記述があります。この「狩犬」こそが日本犬の源流なのです。明治に入るとさらに多くの外来種が上陸し、日本の山岳部での狩りに洋犬が使われるようにもなり、在来種との交雑も進みました。

柴犬の名前の由来には様々な説があり、毛の色が枯れた柴のように赤色だからという説、柴草をかきわけて獲物を追うことが得意だからという説、「小さい」ということを意味する古い言葉に由来するという説などがあります。 柴の起源はよくわかっていませんが、スピッツの血統を引き継いでいると考えられています。また、紀元前300年頃に、日本の中部地方で狩猟犬として飼われていたともいわれています。

昭和3年に日本犬の保護と質の向上を目的に「日本犬保存会」が設立され、昭和9年に「日本犬標準」が制定されました。「日本犬標準」は日本犬をサイズ別に大型、中型、小型と分類するもので小型にあたるのが柴犬です。

昭和11年に天然記念物に指定された柴犬は、長野県の「信州柴」、岐阜県の「美濃柴」、本州山陰地方の「山陰柴」の3種類のタイプが存在していました。しかし、第2次世界大戦後、絶滅の危機を迎えた際に各地の柴犬を集め交配したことから、各地名を冠して呼ばれていた柴犬の特質は失われてしました。


■柴犬の特徴
柴犬は、体高より体長がやや長く、均整のとれたコンパクトな体型をしています。小さくピンと立った耳、厚い被毛、強健な体、そしてクルリと巻いた尻尾といった、北方系の犬種にみられる典型的な特徴を持っています。

また、大胆かつ快活で、純粋な性格がうかがえる素朴な表情をしており、軽快かつなめらかな足取りで、敏捷にイキイキと歩くのが特徴的です。硬くて直毛の上毛と柔らかい下毛の二層構造の被毛が、小さな体を外界の環境から守り、いつも活発に動き回ることができます。


■柴犬の性格
体は小さいですが、日本犬の代表的な性格で、忠実で従順、勇敢で行動的です。素朴で利口であり、日本の風土、環境に合った犬種として飼いやすく人気も高い犬種です。

柴犬は本来はあまり声を発する性質ではないので育て方次第で無駄吠えは防げます。賢い犬種のため、いい加減な態度で接するとコントロールできなくなるので注意が必要です。また、神経質で頑固なため、小さな子供のいる家庭には不向きです。また、社交性に欠ける為、幼少期の社会化が必要となってくるでしょう。

柴犬は飼い主にとても忠実で、いつも自信に満ち溢れています。小型犬には珍しく、柴犬は無駄吠えをあまりしません。また、見かけからは想像できませんが、柴犬は内に燃えるような闘志を秘めており、鋭い感覚を持っているため、番犬としても優秀な犬です。時々、その大胆で勇敢な性格から、同性の犬に攻撃的になったり、小さな動物を追いかけたりする傾向があり、いつでも何かおもしろい冒険をしようと身構えているような犬種です。なかには頑固な面が強すぎて、自分勝手な行動をとる傾向が強い犬もいます。

屋外では活発に動き回りますが、毎日十分な運動をさせていれば、室内で行儀よく落ち着いて過ごしてくれます。また、縄張り意識が強いので、見知らぬ人に対しては距離を置いた態度で接します。


■柴犬の毛色
柴犬の被毛はかたい上毛とやわらかい下毛のダブルコートで上毛は硬く真直ぐで、下毛は綿のようにやわらかく密生しています。また、柴犬の尾の被毛はツンと立って広がるように生えているため、ボリュームがあるように見えます。 尾の毛は体毛よりやや長く伸びます。色は、赤、胡麻、黒胡麻、赤胡麻、黒褐色など。


■柴犬の飼育
荒くて硬い短毛のため、手入れは比較的楽です。基本的には硬めの獣毛ブラシで、毎日ブラッシングをするだけでいいでしょう。ただ換毛期は、皮膚病を予防するためにも、死毛を取り除くため入念なブラッシングが必要です。

汚れが目立つときは、蒸しタオルで体全体を包みながら、やや強く拭き、ブラッシングしてください。入浴は、換毛期には月1回程度、通常は体臭が気になるときや、被毛がベタついたときだけで十分です。お湯の温度はぬるめにし、シャンプーを使わずに全身をシャワーで濡らして蒸すようにしてください。入浴後は、まずタオルで拭いてから、ドライヤーで完全に乾かしてあげます。

柴犬は毎日十分に運動させましょう。小さくてもキツイ性格ですから訓練もしっかりと行い方が良いです。犬の中では屈指のキレイ好きですから、自分の周りを排泄物で汚すことは滅多にありません。柴犬は活発な犬種ですので、毎日の十分な運動が必要です。長めの散歩を行ったり、広々とした屋外で十分に遊ばせてあげましょう。小型なので室内でも飼うことができますが、換毛期には毛が大量に抜けるので、こまめにブラッシングしてあげましょう。

温暖な地域や涼しい気候のところであれば、雨風をしのげる暖かいスペースを用意して屋外で過ごさせることもできますが、できれば家の中で過ごさせ、屋外と屋内にいる時間をバランスよく配分してあげるのが理想的です。


■健康上の注意点
活動的な犬種なので、かなりの運動量が必要です。その質や量は飼い主の飼育方法や犬の年齢などによっても違ってきますが、育ち盛りの犬では、どんなに運動しても、よほどのことがないかぎり普通にしているほどの疲れ知らずです。

目安として成犬の場合は、1日に30分ー1時間程度、引き運動を1回と、自転車運動を 1回行うといいでしょう。健康を維持するために、バランスのとれた食事を与えることも大切です。総合栄養食と明記されたドッグフードの中から、選んであげればいいでしょう。与える回数は、犬の成長段階や健康状態によっても異なりますが、一般的には成犬の場合、1日2回が目安となります。日本の風土に合った犬種ゆえ、病気の心配はそれほどないといえます。


■気をつけたい病気
・皮膚疾患 ・中心性進行性網膜萎縮 ・膝蓋骨脱臼 ・股関節形成不全


■寿命    
12ー15歳

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■ミニチュア・ピンシャー
Miniature Pinscher


■ミニチュア・ピンシャーの紹介
ミニチュア・ピンシャーは、筋肉質の体と小ぶりの顔が特徴的な犬種です。「ピンシャー」とは、ドイツ語で「テリア」の意味で、テリアと同様、勇敢で活発な性格なイヌです。
スカンジナビアにいたクライン・ピンシャーというイヌを小型化した犬種で、当時は、害獣の駆除などの仕事で活躍していたようです。小柄ながら、とっても活動的なイヌなので、十分に遊んであげることができる人に向いています。

ミニチュア・ピンシャーはドイツの使役犬由来の本質を持ったまま小型化されており、愛玩犬に分類されてはいますが大胆で気性が荒く、体質も強壮で番犬として充分過ぎる素質をもっています。愛玩犬種で初めて訓練資格をとった事でも知られています。攻撃的で自尊心が強く、恐れを知らず、自分より大きな相手に果敢に立ち向かい、前ぶれなく噛み付く事があります。現代の家庭環境下では唯一の害獣となったネズミの駆除本能は抜きん出ています。

小型でありながら、中型犬以上を思わせる均整のとれたスクェアタイプ。きらきら輝く瞳と俊敏な動作は小鹿を連想させ、前肢を高く上げるハクニー歩様が特徴です。ミニチュア・ピンシャーは生まれつき清潔好きであり、飼育環境を汚す事がありません。また、テリトリー防衛本能が強くマーキング癖がありますが、家庭、家族にはきわめて忠実です。


■ミニチュア・ピンシャーの歴史
スカンジナビア半島の小型のピンシャーを元に、ドイツにおいて小型化が進められたといわれています。よく似た犬種であるドーベルマンよりその歴史は古く、数百年の歴史があるとされています。ミニチュア・ピンシャーの起源についてはあまりはっきりしたことはわかっていませんが、この犬種に似た、猫ぐらいの大きさの赤みがかった毛色の犬が、17世紀の絵画に描かれています。さらに、19世紀にははっきりとミニチュア・ピンシャーとわかる犬が絵画に描かれています。ドイツ国内ではレイ(小鹿)・ピンシャー(テリア)と呼ばれており、ネズミや害獣の駆除や番犬として、人とともに暮らしてきました。 1900年のショー出陳を境に、アメリカなどで人気や知名度が一躍あがり、今や世界で愛される家庭犬になっている。

ミニチュア・ピンシャーは短毛のテリア(ジャーマン・ピンシャー)とダックスフンド、
そしてイタリアン・グレーハウンドを掛け合わせて作られたといわれています。これらの犬種が持っているそれぞれの特質が、現在のミニチュア・ピンシャーにも脈々と引き継がれています。

例えば、丈夫な体や短気な性質、そしてブラック・アンド・タンの配色はジャーマン・ピンシャーから、恐い者知らずの性格とレッドの配色はダックスフンドから、優美な身のこなしと遊び好きな性格、しなやかで柔軟な動きはイタリアン・グレーハウンドから引き継がれたものでした。

しかし、ミニチュア・ピンシャーはこれらの犬種たちの特徴を寄せ集めただけではなく、どの犬種よりも元気のよい、活発な犬種という独自の特徴も持っていました。

第一次世界大戦前のドイツでは、ミニチュア・ピンシャーは人気を欲しいままにし、ドッグショーでは常に負け知らずの犬種としてもてはやされていましたが、戦後になると急激に数が減ってしまいます。その結果、この犬種の未来は戦前に各国に輸出された犬たちにゆだねられることになりました。輸出国のひとつであるアメリカでは、人気はそこそこ上昇し、1929年にはAKCからの認定を受けるまでになります。その後は徐々に愛好家を増やし、「トイ・グループの王者」という異名まで与えられ、現在ではアメリカでもっとも人気のあるトイ・グループの犬種のひとつとなっています。

ミニチュア・ピンシャーは19世紀に入り急速に小型化が進み、愛玩犬として飼育できるサイズとなり、体形も洗練され都会的なスタイルとなりました。改良固定の過程でミニチュア・シュナウザーやトイ・マンチェスター・テリアの血が混入されています。1895年ドイツのケネルクラブにより公認され、1925年に現在の犬種名がつけられました。

ミニチュア・ピンシャーは未知の人に強い警戒本能を示すため、一時期アメリカでは車の盗難防止や麻薬密売者の護衛犬として、車に載せられている事がありました。


■ミニチュア・ピンシャーの特徴
体は小型ですが、均整がとれたバランスのよい体形をしています。よく引き締まった短めの胴と、比較的長めの四肢を持っています。その顔立ちも含め、ちょうどドーベルマンを小型にしたような姿が特徴的です。光沢のある短い被毛の色は、ブラック・タン、チョコレート・タン、レッドの3種類で、尾は通常短く断尾されます。その被毛は短く、少々硬めですが手触りはなめらかです。また、耳も3ヵ月程で断耳し、立耳に整えられます。前肢の関節を高く上げて歩行する様子が印象的な犬です。活発な性質と冷静沈着で警戒心の強い性質を併せ持っており、トイ・グループのなかではもっとも運動神経のよい犬種といわれています。


■ミニチュア・ピンシャーの性格
性格は勇ましく、遊び好き。動作、表情そのままの賢さと、誇り高さに溢れた犬種です。
しつけやすい方ですが、無駄吠えしたり、わがままになるような甘やかしは厳禁です。
仲間意識が非常に強く、他人に対しては無愛想。侵入者には吠えかかり噛みつこうとするため、番犬として適しています。しかし、飼い主に対しては、とても深い絆を結んでくれるでしょう。

ミニチュア・ピンシャーは見た目はドーベルマンに良く似ていますが全く異なり、元々ネズミ捕りに使われていました。ピンシャー(咬む)の名の通り非常に攻撃的で神経質。先手必勝で咬んでおいてから相手の様子を伺います。無駄吠えし易く、また臆病になり易いので子犬期に社会化を充分にさせ、しっかりと訓練する必要があります。叱ってしつけると攻撃性が増すので注意が必要です。

もっともエネルギッシュな犬種のひとつであるミニチュア・ピンシャーは、まるで休むことを知らない機械のような犬種といえます。常になにかおもしろいことを見つけようとせわしなく動き回り、大胆で恐い者知らずなところがあります。また、テリア種にみられるような、頑固で独立心の強い性質も持ち合わせています。他の犬には攻撃的になることがあり、小動物などを見つけると追いかけ回す傾向があります。見知らぬ人には距離を置き、なかなか警戒心を解こうとはしないでしょう。また、とてもプライドが高く、キレイ好きです。


■ミニチュア・ピンシャーの毛色
ミニチュア・ピンシャーの毛色は、レッドやブルー、チョコレート、鹿赤が一般的です。
中でも、黒地に赤さびの斑点があるものが好まれています。


■ミニチュア・ピンシャーの飼育
被毛が短いので、手入れは簡単です。運動後に固く絞ったぬれタオルなどで、肢や身体の汚れを落としてあげてください。ブラッシングは、皮膚を傷めない用具で行うようにして注意が必要です。必要に応じてシャンプーするようにしますが、その頻度はさほど多くなくて大丈夫です。いわゆる短毛種の、一般的な手入れを行えば大丈夫です。

寒さに弱いので、冬は服を着せたりペットヒーターを入れるなど防寒対策が必要です。
また、足が細く華奢なので、高所からの飛び降りを避けるなど骨折に要注意。小型ですから定期的に肛門嚢を絞ってあげましょう。

ミニチュア・ピンシャーは室内犬なので、屋外で飼うことはおすすめできません。小型犬でありますが、とても活発なので毎日の運動は欠かせません。長い散歩は必要ありませんが、
室内を走り回らせたり、短めの散歩を行ってあげましょう。


■ミニチュア・ピンシャー健康上の注意点
遊び好きなので、走ったり遊んだりする時間は定期的に作ってあげるといいでしょう。
毎日30分程度の引き運動と、室内の自由遊びによる全身運動を、組み合わせて行ってください。食事に関しても、それほど配慮は必要ありません。また好奇心が旺盛で、チャンスさえあれば逃げ出そうとする面があります。概して丈夫ですが、目や関節に問題をかかえることがあります。


■寿命
12ー14歳

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■シェットランド・シープドッグ
Shetland Sheepdog


■シェットランド・シープドッグの紹介
シェットランド・シープドッグ(シェルティー)はスピッツやコリー、スパニエルなどのミックスとして誕生したと言われています。第一次世界大戦の前にイギリス本土へ伝わり、現在のようなスタイルに改良されました。第二次世界大戦後には、アメリカでもメジャーな存在となり、その後、その人気は世界的なものとなっています。

犬種名は生まれ故郷であるイギリスのスコットランド北西部シェットランド島に由来しています。また、一般的にシェルティとも呼ばれたるいしています。シェットランド諸島は牧草地の少ない岩地の孤島で、気候条件も厳しく家畜の飼料も不足する環境であり、ここで飼育される牛、馬(シェットランド・ポニー)や羊も小型でした。そしてこのシェットランド・シープドッグ(シェルティー)もこの島の環境に適応して小型化したと考えられていますが、家畜の大きさに応じて小型化されたものとも考えられています。

一般に大型の犬種を小型化すると「神経質」になると言われていますが、シェットランド・シープドッグ(シェルティー)もコリーと比べると、少し神経質で吠え声もかん高く吠える頻度も高いとされています。

シェットランド・シープドッグ(シェルティー)は生来的な知性と理解力の高さに定評がある犬種です。ボーダーコリーが現れるまでは、服従トレーニング競技会のトップを飾るのは常にこの犬種でした。何世代にも渡る服従訓練の成果がこの犬種の本能に組み入れられた結果と考えられています。この犬種の生まれつきの資質を引き出すには特別の訓練を必要としせず、牧羊犬としてのすぐれた資質は家庭犬としても有益で、日本を始め世界中の家庭で飼育されています。従順、感覚鋭敏で、美と知性と機敏さを兼ね備えている素晴らしい犬種と言えるでしょう。


■シェットランド・シープドッグの歴史
シェットランド・シープドッグ(シェルティー)はもともとコリーと同じ祖先を持つと言われていますが、100年前にこのシェットランド・シープドッグ(シェルティー)がイギリスに上陸した時には、他のスパニエルの影響を感じさせる犬でした。この後コリーと交配させながら体形が大きくならないように改良されたのが、現在のシェットランド・シープドッグ(シェルティー)です。現在のコリーは小型の作業コリーを大型に改良したもので、シェットランド・シープドッグ(シェルティー)は小型の作業コリーがより小型になったものなのです。

また、シェットランド島は他の地域から非常に離れた孤島であったため、シェットランド・シープドッグ(シェルティー)が世間に知られるようになったのは比較的最近です。19世紀初頭にイギリス本土に持ち込まれた当初、シェットランド・シープドッグ(シェルティー)は「シェットランド・コリー」と呼ばれていました。しかし、コリーの愛犬家たちが猛反発して現在の名前になったのです。

日本には昭和30年頃に持ち込まれましたが、本格的に持ち込まれたのは1957年以降になります。その後、コリーを飼いたいが飼育スペースがないという日本の住宅事情もあって、現在では人気の高い犬種のひとつになっています。

家畜の動きを制限する柵がほとんどなかったこの島では、家畜が耕作地に入らないよう管理するために、熟練した牧畜犬が不可欠でした。シェットランド・シープドッグ(シェルティー)は何でもこなせる万能の農場犬として重宝され、羊だけでなく小馬や鶏の群れをも管理していました。

寒い冬の間、すべての動物たちは家の小屋で過ごさせるのが慣習となっていましたが、
気立てが優しく愛想のよいこの牧畜犬は、家の中で家族の一員としていろいろな仕事を手伝っていました。

この島はほかの地域から非常に離れたところに位置していたため、比較的短期間に純粋に血統が引き継がれ、この犬種が確立されていったと考えられています。

イギリス海軍の艦隊が、演習のためにしばしばこの島を訪れては、シェットランド・シープドッグの子犬を買ってイギリスに持ち帰っていました。これらの犬は当初「トゥーニー・ドッグ(シェットランド語で"牧場犬"の意)」と呼ばれていました。1906年頃には、シェットランド・コリーと呼ばれることが多くなり、コリーの愛犬家たちの猛反発を受けてシェットランド・シープドッグという名前に変更され、後に「シェルティー」という愛称で親しまれるようになりました。


■シェットランド・シープドッグの特徴
顔は鼻筋がまっすぐ通っており、耳は半分立ち上がっています。目は褐色が多く、毛色がブルー・マールの場合は青か銀。体つきは筋肉質で、胸がよく張り、腹部は引き締まり、全体にバランスがとれています。まれに大きい犬が生まれることがあり、そのため体高には厳しい制限がつけられています。

シェットランド・シープドッグ(シェルティー)は体長が体高よりやや長く、小型で機敏な動きを得意とする犬種です。滑らかな歩調で地面を踏みしめながら歩きます。牧畜犬に必要な、抜群の敏捷性とスピード、忍耐力を兼ね備えています。

短く密集した下毛と、まっすぐで硬く長い上毛のニ層構造の被毛で覆われ、胸と尻尾にはふさふさとした豊かな飾り毛が見られます。温和でやさしい表情からは、聡明さと警戒心の強さもうかがえます。ラフ・コリーに似ていますが、大きさ以外にも微妙な違いがあり、それが犬種を分けることにつながっています。


■シェットランド・シープドッグの性格
シェトランド・シープドッグ(シェルティー)は飼い主にとても忠実で、温厚で優しさにあふれています。また、物覚えもよいのでしつけもしやすく忍耐強さも兼ね備えています。

シェットランド・シープドッグ(シェルティー)は、非常に明るくて感受性が強く、人を喜ばせることが大好きな犬種です。そういった性質を基本としているだけに、非常に従順で物覚えがよく、家族に対して献身的な愛情を寄せてくれます。また、愛想がよく親しみやすいというだけでなく、温和で遊ぶことが大好きなので、子供たちともとても仲よくやっていけます。ただし、遊んでいる時に牧畜犬としての血が騒ぐのか、ときどき人間のかかとに噛み付いたりすることもあります。

また、内気な面も持ち合わせており、しばしば見知らぬ人に対して臆病になったりします。
牧畜犬としての本能から、比較的よく吠える習性も持っています。

牧羊犬として誕生した頃は家畜を追い、家を守りながらネズミを狩る、機敏で小回り抜群の作業犬でしたが、家庭犬になった今では、その活発さはひたすら運動や遊びに向けられています。走る、跳ぶといった運動能力にとても優れていて、利発でしつけもしやすく、よく遊び、よく学ぶ犬の典型ともいえるでしょう。飼い主を素直に慕う面がありますが、訓練には飼い主の広い心と優しさが必要といえるでしょう。


■シェットランド・シープドッグの毛色
シェットランド・シープドッグ(シェルティー)には、首周りと胸元、前脚の裏、かかとから上、尾の裏側に飾り毛があります。また、長い被毛が特徴です。

セーブル・トライカラー・ブルーマール・ブラック&ホワイト・ブラック&タンの毛糸は、いくつかの部分にホワイト・マーキングが見られるのが好ましいとされていますが、なくても欠点とはみなされません。


■シェットランド・シープドッグの飼育
シェットランド・シープドッグ(シェルティー)は体格差の大きい犬種のひとつです。毎日十分な運動が必要ですが、小型化したことから骨折し易いので要注意です。ふさふさした被毛のため肥満ややせすぎに気付きにくいので定期的にチェックしましょう。先天的な目の病気の報告例があります。

大まかなブラッシングを毎日するようにしましょう。また週に1度は毛玉やほつれをほぐしてから、ピンブラシで逆毛を立てるような作業を繰り返した後、毛の流れに沿ってブラシを入れる本格的なブラッシングを行ってください。飾り毛の多い首、胸、尾、前肢などの部分は、粗めのクシでブラッシングするとよいでしょう。放置した毛玉は、寄生虫の温床となって皮膚病の原因にもなってしまいます。シャンプーは月に1、2回程度とし、ぬるま湯で全身を濡らしてから、マッサージするように洗いましょう。よくすすいだ後にリンス液を塗布し、再度すすいで水気をタオルで吸い取った後、ドライヤーによって十分に乾燥させてください。

シェトランド・シープドッグ(シェルティー)の運動は、毎日の散歩や活発なゲームなどをする程度で十分です。温暖な地域であれば屋外で過ごさせることもできますが、家族と一緒にいることが大好きな家庭犬なので、離れて過ごさせることは避け、家の中で一緒に暮らすことをおすすめします。


■シェットランド・シープドッグの健康上の注意点
運動は、年齢や体調などに応じて、時間や距離、内容に変化をつけてあげてください。
1日20?30分程度が基本で、できれば遊びにも変化をもたせ、全身運動をこころがける。
飾り毛を美しく保つためには、リードは目が粗めのチェーン・タイプを選んだ方がよいでしょう。餌は、栄養バランスのとれたドライフードを基本に、缶詰フードなどを加えて栄養を補強した、混合食が一般的です。ブルー・マールでは、聴覚に障害がないか調べる必要があります。眼病や肝臓、皮膚の病気にも注意してください。


■シェットランド・シープドッグの気をつけたい病気
・皮膚疾患外 ・耳炎 ・てんかん ・コリーアイ ・白内障 ・股関節形成不全

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■ゴールデンレトリバー
Golden Retriever

ゴールデンレトリバーの紹介
大型犬の代表格とも言える人気の犬種であるゴールデンレトリーバーは、
19世紀にスコットランドの貴族トゥイードマス卿によって作られたと言われています。

回収(レトリーブ)能力に優れ、その当時は狩猟犬として主人が仕留めた獲物を回収することで活躍していました。現在ではその陽気で誰にでもなつく性格から、家庭犬としてはもちろん、盲導犬や介助犬としても世界中で高い人気を博しています。

ゴールデンレトリーバーは、陸の上でも水の中でも、重い獲物をくわえて運ぶことができる、筋骨たくましい犬種です。回収犬(レトリーバー)としての役割を果たすために、幅が広くて強い頭部と、丈夫な首、発達した前肢と後肢を持っています。体高より体長がやや長く、四肢を滑らかに動かして、大地を踏みしめるように力強く歩きます。

撥水効果のある被毛は密集しており、上毛は直毛か、少しウェーブがかかっています。


ゴールデンレトリバーの歴史
19世紀半ば、鳥狩猟の時に仕留めた獲物を回収する役目をしてくれる犬への関心が高まっていました。そしてその任務を果たすために冷たい水の中にも勇敢に飛び込み、力強く泳いで獲物を回収する犬が必要とされました。そこで、スコットランドとの境に沿って流れるトィード川の北部に住んでいたトィードマウス卿という貴族が活躍することになります。

このトィードマウス卿は、ウェーブのかかった黄色い被毛に覆われたレトリーバーであるヌース(小型のニューファンドランド犬と、猟師たちに使われていた初期のラブラドールを祖先とする)を、ツイード・ウォーター・スパニエル(カーリーな被毛が特徴の、当時人気の高かった茶褐色のレトリーバー犬)を掛け合わせました。そしてこの交配の結果、4頭の子犬が生まれましたが、どの犬も高原での鳥狩猟に役に立つ素晴らしい素質を持ち合わせていました。

その後、この犬種は他の黒いレトリーバーやツイード・スパニエル、セッターやブラッドハウンドと慎重に交配されていきます。初めはフラット・コーテッドの中の「黄色い犬」とみなされていましたが、1912年には、フラットとは別の犬種として、イエローレトリーバーまたはゴールデンレトリーバーとして承認されることになりました。

ゴールデンレトリーバーは狩猟能力が非常に高かったので、基礎となる犬と慎重に交配されて、その能力にますます磨きがかかった犬種へと改良されていきました。その後、ペットやショードッグ、服従競技に優れた犬種として人気が高まっていきました。

このような歴史を経て作られていったゴールデンレトリバーは、まさに流星のように一瞬にして大変な人気を集めることになりますが、その人気はずっと衰えることなく、今もアメリカではもっとも人気の高い犬種のひとつに数えられています。


ゴールデンレトリバーの特徴
ゴールデンレトリバーは本来狩猟犬として作られましたが、その最大の特徴は黄金色の美しい毛並みと柔和な表情でしょう。犬種的に均整がとれていて力強く、活動的で頑健。まっすぐな背中の線と、バランスのとれたボディをもち、水中での獲物の運搬が得意な鳥猟犬として知られています。尾は尻部から自然な形で垂れており、行動する時はやや上向きに保持されます。被毛は平滑毛か波状毛で、水をはじく特性があることから、水中での作業に向いているとされています。絹糸状のやわらかさはないですが、短毛な犬ほどは硬くもなく、名前の通り毛色はつやのあるゴールデンやクリーム色です。

ゴールデンレトリーバーはとても温厚な性格を持っており、飼い主にとても従順です。社交性もあり、公園などに出かけると誰とでも仲良くなれるでしょう。また、責任感や警戒心も強く、家庭の中でもしっかり者として活躍してくれるはずです。

飼い主に忠誠を尽くし、天性の服従性を持つゴールデンレトリーバーは、あらゆる人々の友として、また家族の一員として共に暮らす伴侶犬として知られています。


ゴールデンレトリバーの性格
性格は明るくておだやかで辛抱強いため、子供たちでも扱いやすい犬種です。そのため家庭犬としても最適です。常に周囲に注意して目を配り、学習意欲も旺盛。子どもが大好きで、よほどのことがなければ怒ることもありません。厳しさより愛情をもってしつけるべき犬と言えます。また知らない人間に対しては大声で吠えるので、番犬としても適しています。

ゴールデンレトリーバーはレトリバー(持ってくる)の名の通り、運搬が得意でおもちゃ等を執着して放しません。水が大好きで飽き知らずです。一般的にラブラドールに比べて温厚ですが、犬によっては咬み付きの遺伝性疾患の持った犬もいます。叱るといじけ易いので褒めて育てましょう。褒めてグングン伸びるタイプです。

ゴールデンレトリーバーは体を動かすことが大好きで、草原などを一日中駆け回っていても飽きることを知りません。こういった活動的な性格と、パワフルな体力を持っていることを十分把握した上で共に暮らさないと、問題行動を起こす犬になりかねません。毎日、肉体的な運動と知的な活動をしっかりとさせることが大切です。

時には、あまりにも元気がありすぎてハメをはずしてしまうこともあります。また、何に対しても好奇心旺盛なので、訓練中に他のことに気が散ったりする傾向があります。しかし何かを学ぶことは大好きなので、自分から進んで学習してくれるでしょう。

服従競技では成績の優秀な犬種として有名です。回収犬であることから、口にくわえて何かを運んだり、何かを取ってくるような競技やゲームを得意とします。


ゴールデンレトリバーの毛色
ゴールデン・レトリーバーの被毛は二重毛で、密生して生えているため、水を弾く性質をもっています。毛色はゴールドかクリームの色調で、わずかであれば胸の白い斑点は許されています。


ゴールデンレトリバーの飼育
滑らかで短い二層の被毛の手入れは、それほど面倒なものではありません。口の周りや頭部、足など、毛が短くて敏感な部分は、皮膚を傷つけないナイロンブラシや獣毛ブラシでブラッシングすると良いでしょう。また、1年じゅう換毛する種類なので屋内飼いでは掃除や衛生面を考え、コルク材などのシートを敷いておくことをお勧めします。

屋外で飼育する場合は、陽当たりや風通しなどに関して十分に配慮し、また家族の姿がみえるガラス越しの場所や、声をかけやすい距離に犬舎を置くようにしてください。また、犬舎は常に清潔に保つようにしてください。ゴールデンレトリーバーは屋外で飼育することもできますが、社交的な犬なので屋内で家族と一緒に飼育することをおすすめします。ゴールデンレトリーバーには、毎日の運動と同時に人間との触れ合いが欠かせないのです。

ゴールデンレトリーバーは性格は穏やかですが、とても力が強いので子犬の時からしっかりしつけをしましょう。毛玉ができ易いので、毎日のブラッシングが必要です。アレルギー性皮膚炎や眼の疾患、股関節が弱いことがあります。毛量と体格の割に限界を超えても遊び続ける子供っぽさがあるので熱中症等に注意してください。

運動は毎日行い、ゲームをして遊んだり、ボール拾いなどをしてあげましょう。また、ゴールデン・レトリーバーは太りやすいので、成長期は栄養のバランスに注意してください。


■健康上の注意点
働くことが好きなので、適度な仕事が規則的にあることが理想的です。少なくてもある程度内容のある散歩をしてあげるようにしてください。自由運動は庭や公園、河原など広い場所で犬を放し、ボールなどを投げるなどをして、全力疾走させることができることが理想的です。犬と十分なコミュニケーションがとれるようになったら、自転車などを利用した速足の引き運動をするのもいいでしょう。

食事は若犬から成犬では、朝夕2回の食事に定着させるようにしてください。内容は、栄養バランスに優れた総合栄養食が一般的でしょう。ドライタイプが手軽で、保存性もよく衛生的です。またアレルギー性の皮膚炎などに注意するようにしてください。


■気をつけたい病気
・股関節形成不全 ・眼瞼内反症 ・肥大性心筋症
※これらはすべてのゴールデン・レトリーバーに起こる訳ではなく、
またゴールデン・レトリーバー特有の疾患でもありません。

■寿命     10ー13歳

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■パピヨン
Papillon

パピヨンの紹介
パピヨンは古くからヨーロッパ地方に生息していた小型のスパニエルとして知られていました。その正確な起源はいまだに明らかになっていませんが、最古の記録では、1545年にポーランドの王位に付いた貴婦人に売られたのがパピヨンだったとされています。

16世紀には、スペインとフランスの貴婦人たちの間で、パピヨンと一緒に肖像画を描かせることが流行し、あのマリー・アントワネットもこのイヌを溺愛していました。

その頃から、飾り毛のある大きな耳が蝶の羽のように見えることから徐々に「パピヨン(蝶)」という名にふさわしい変化が現われ始めたとされています。と言うのも、初期のパピヨンは耳が垂れていたのですが、ある日突然立ち耳のパピヨンが生まれるようになったのです。また、同じお母さん犬から生まれた中でも、垂れ耳と立ち耳のパピヨンが生まれることがあり、現在においても両タイプが認められています。ちなみに、立ち耳のパピヨン(蝶)に対し、垂れ耳はファレン(蛾)と呼ばれます。

19世紀に入ると、フランスとベルギーのブリーダー達によって、さらに小型化が進められ、
本格的にパピヨンとしての犬種が固定されるようになりました。1923年には、初めてイギリスに紹介されています。


パピヨンの歴史
16世紀頃にフランスに渡ったとされるパピヨンですが、20世紀になるとドッグショーにも参加するようになます。その当時のパピヨンは、現在のものより若干大きいものでしたが、改良を重ねてより小さくなりました。パピヨンは現在でも世界中で高い人気を誇り、日本においても常に人気の上位をキープしています。

パピヨンという名は、フランス語で「蝶」を意味し、この活発な犬の耳が「蝶の形」に似ていることからこの名前が付けられました。

16世紀頃にヨーロッパで人気のあったドワーフ・スパニエルがパピヨンの起源となっています。ドワーフ・スパニエルは貴族たちの間で寵愛され、特にスペインとイタリアがこの犬種の輸出入と繁殖の本拠地となっていました。フランスのルイ14世も宮中でパピヨンをこよなく愛し、何頭も輸入したといわれています。羽飾りのある尾がリスの尾のようにクルっとカーブを描いていることから"スクウィール(リス)・スパニエル"とも呼ばれていました。

20世紀になると、フランスではドッグショーに頻繁に参加するようになり、その後すぐイギリスでもアメリカでもドッグショーに出されるようになりました。この時に出品されていた犬たちは現在のパピヨンよりも若干大きく、そのほとんどが白地に茶の斑点が入った毛色をしていました。その後の品種改良により、より小さく、白の斑点部分がより目立つ犬が誕生しました。左右対称の模様と白い部分が、まるで蝶のように見えるのが特徴です。パピヨンはトイ・ドッグの中でもっとも人気のある種であり、愛らしいペットとして、可憐なショードッグとして、また服従競技の名選手として幅広く活躍しています。


パピヨンの特徴
パピヨンの名前は、優雅に直立した大きな耳の形にちなんでいます。被毛は下毛のないシングル・コートで、耳や胸、四肢、尾などに飾り毛があり、毛色は白地にはっきりした色斑が入るパーティー・カラーです。耳や目のまわりに模様があり、ブレーズが白く抜けるのがよいとされているようです。目は大きめで色は暗色。鼻は黒く、耳はルイ14世の時代には垂れ耳だったとされるが、だんだんと立ち耳と変化していきました。

パピヨンは見た通り体が小さく、骨が細く作られており、どこか繊細で優美な雰囲気を持ち合わせています。体高より体長がやや長めで、敏捷で軽やかな足取りで優雅に歩きます。豊富な被毛はまっすぐで長く、絹糸のように美しく流れています。

人なつこいながらも警戒心を備えた表情と、蝶のような耳がパピヨンの最大の特徴といえるでしょう。


パピヨンの性格
性格は賢く順応性があり、活発。貴婦人たちが好んだというだけあり、容姿は優雅で美しく、友好的です。小型犬ながら大胆で勇敢な面をみせ、自己主張も強い方ですが、反面繊細で甘え上手であもあります。小型なので見かけは華奢ですが、本来は丈夫で、どのような気候や環境にもすぐに適応することができます。飼い主たちの態度には敏感に反応し、動作も機敏です。

パピヨンは蝶のように美しい容姿から弱々しく思われがちですが、芯は強く大胆で明るく前向きです。一般的には吠えるイメージがあるようですが、訓練性は高く利口。スパニエルの血筋を引いている事から、とても友好的ですが、賢いが故に甘やかすと攻撃的になります。

小さな子供がいる家庭でも安心して飼うことができ、子供の遊び相手としても最適といえます。また、愛情深い犬なので一人暮らしの方のパートナーとしても最適でしょう。見知らぬ人や他の犬、他のペットとも仲よくすることが出来るでしょう。ただ、なかには少し神経質な性質の犬もいます。


パピヨンの毛色
パピヨンの毛色はもともと単色でしたが、近年は白色が優勢になっており、単色は認められていません。白地のものであれば全ての色が認められますが、白色が大半を占めるものは欠点とされます。パーティカラー(2色の被毛)か、ホワイトに何らかの色の模様が入る。長毛のシングルコート(下毛のない被毛)。


パピヨンの飼育
被毛は絹糸状で長いので毎日クシでとかし、ブラッシングする必要がありますが、下毛がないので手入れは比較的簡単でしょう。入浴やドライシャンプーは必要なときに行い、目安としては月に2?3回としてください。ベビーシャンプーを使い、ドライヤーで手際よくコートを乾かし、整えるようにします。トリミングは必要ありません。ただし、耳の飾り毛のお手入れには気をつけましょう。体臭少はなく猫のようにきれい好きでお手入れは比較的簡単です。膝頭をはずしやすい事や足が細く華奢なので、骨折に要注意。

パピヨンは自己中心的な面があるので、しっかりしつけをしましょう。パピヨンを飼育する環境は特に心配することなく、比較的飼いやすい犬種といえます。活発で陽気な性格なので、毎日適度に運動させてあげる必要があります。屋外での飼育はあまりおすすめしません。

活発で陽気なパピヨンには、精神的に刺激を与えてあげることが必要です。毎日適度に散歩をさせ、室内外で比較的難しいゲームを取り入れると喜んで参加するでしょう。


■健康上の注意点
小柄で華奢にみえるが、とても遊び好きでほかのペットとよくじゃれ合うので、運動不足の心配はないでしょう。室内で遊ばせる程度で運動量は確保できるが、ときには屋外での運動もさせてあげてください。素直でしつけやすいですが、神経質に叱ったり、家庭に争いごとが多いと、犬自体がストレスをためたり、性格が歪んだりする。その結果シャイな犬になったり、むやみにキャンキャン鳴くようになってしまいます。ルールに関してきちんと訓練し、過保護にしないことも大切でしょう。

食事の内容としては、栄養バランスのとれた小型犬用のドッグフードで問題ありません。ドライフードと缶詰フードの混合食が、一般的で手軽です。回数は若犬から成犬の場合、1日1回でもいいですが、冬場は体温保持のためにも1日2回にするのが良いでしょう。


■気をつけたい病気
・膝蓋骨脱臼など
※これらはすべてのパピヨンに起こる訳ではなく、
またパピヨン特有の疾患でもありません。

■寿命     12ー15歳

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今日からしつけ教室DOGLYにお勉強にきたモカくんラブくん。

最初は二人とも緊張してたけど、段々慣れてきたのか
二人で尻尾をぶんぶん振りながら近づいて来てくれました☆

今日はちょっとだけ仰向け抱っこのトレーニング。
まだ緊張して固まったけど、ちょっとずつ慣れていこうね♪
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■ポメラニアン
Pomeranian

ポメラニアンの紹介
今では「愛玩犬」ということばが似合うポメラニアンですが、その先祖はアイスランドやラップランドの氷原でソリを曵いていた大型のスピッツ族サモエドだったようです。そしてこの大型スピッツがドイツに移入され牧羊犬、番犬として使用されたいったのです。18世紀中期には、ヨーロッパの数ヶ国に広まり、以降、イギリスで小型化が進められ、現在のようなスタイルになったと言われています。この小型スピッツは北ドイツのポメラニア地方で多く飼育されていたために、海外ではポメラニアンと呼ばれるようになりました。

ポメラニアンは、家族的な雰囲気を好む犬種で、友好的・忠実な面を持っています。反面、叱られてばかりいたり、慌しい環境で育ったりすると、性格がゆがみやすいところがあるので、十分な愛情を持って接することが必要です。


ポメラニアンの歴史
ビクトリア女王はポメラニアンを特に愛好し、優良な系統をヨーロッパに普及させた功労者であると言われています。女王は1891年の第1回のクラフト・ドッグショーに数頭のポメラニアンを出陳しており、女王が亡くなる際に枕元に呼ばれたのは「トーリ」と呼ばれるポメラニアンであったようです。しかし、ヨーロッパにおけるポメラニアン人気は、まったくタイプの異なるペキニーズの出現によって下降し始める事になりましたが、そのペキニーズをヨーロッパに紹介したのも同女王であったとされています。

ちなみに、かのモーツァルトやナポレオンも、このポメラニアンを愛好していたようです。

ポメラニアンはその後、さらに小型化され、毛糸玉のような被毛がより強調されるように作られていきました。そして現在、ポメラニアンはペットとして、またはショードッグとして、常に人気の高い犬種となっています。

日本では高度成長期に座敷犬の飼育ブームがおこり、ポメラニアンは事実上日本のペットブームの幕開けを飾った犬でした。ブームの追い風を受けて利殖目的で参入した素人ブリーダーがまず手がけたのもポメラニアンの繁殖であったとされています。しかしながらその一方ではペーパーボーンと言われる骨格の虚弱な犬や、サイズの過大など、様々な身体的・性格的な問題のある犬が市場に出回ってしまい犬質の低下が嘆かれという結果を招いています。


ポメラニアンの特徴
ポメラニアンは、ずんぐりとまるまった体型をした小型のスピッツです。実際、その小さい耳と二層になった被毛、それにクルッと巻いた尾がスピッツの特色とよく似ています。警戒心の強い表情はどこかキツネのようにも見えます。また、滑らかでイキイキとした足取りで歩きます。

ポメラニアンは作り物のようなかわいらしい風貌の小型犬で、体の各部はよく引き締まり、被毛は顔と四肢の下方を除いて非常に豊かです。下毛はやわらかい綿毛、上毛はまっすぐで粗い感じのダブルコート。首や肩の前部、胸には特に長い飾り毛があり、それが肩まで広がっています。特に額が丸くやや突き出た感じで、目の間のくぼみははっきりしています。
鼻筋は短く、鼻の色は黒いのがよいとされているようです。三角形の小さい耳は、やや離れてつき、前方に直立しています。尾は付け根が高く、背の中央に背負っており、長い飾り毛がついています。


ポメラニアンの性格
いつもコロコロとよく動く毛糸玉のようなポメラニアンは、一時でもじっとしていない活発な犬種です。好奇心が強く、遊び好きで、自信に満ちており、いつも何かゲームや冒険をしようと身構えているようなところがあります。また、注意深い性格なのでなにか物音がすれば、吠えて不審者を教えてくれる勇敢な面も持っています。見知らぬ人には少し神経質になり、他の犬にはやや攻撃的になる場合もあります。なかには吠え癖を持つ犬もいるようです。吠え易い体質があるので室内の番犬向きともいえます。

ポメラニアンは元々が寒い地方の大きな犬を改良して作られたこともあり、小型らしからぬ度胸の持ち主です。加えて適度に頭もよく、神経質ではないので、風貌の可愛らしさに騙されて甘やかさなければとてもしつけやすい犬種です。


ポメラニアンの毛色
ポメラニアンの毛色は、ブラック、ブラウン、チョコレート、レッド、オレンジ、クリーム、オレンジ・セーブル、ウルフ・セーブル、ビーバー、ブルー、ホワイト、パーティ・カラー、ブラック・タンなどです。


ポメラニアンの飼育
ポメラニアンのもつれやすい被毛は十分な手入れが必要です。毛量の多さから肥満ややせすぎに気付きにくいので定期的にチェックしましょう。ダブルコートで足先まで毛に覆われているため小型の中では寒さに耐えるほうですが、夏の暑さには要注意です。また、骨が細く骨折しやすいので、飛び下りなどはさせないようにしましょう(ただし、骨を鍛えるためにある程度の縦運動は必要)。

ポメラニアンは暖かい被毛を持っていますが、屋外での飼育は向かないため、室内で飼育するようにしましょう。活発ながらも小柄なポメラニアンには、毎日運動させることが必要ですが、短めの散歩をしたり室内でゲームを取り入れたりすれば十分です。暖かい被毛を持っていますが、見た通り小さく、家族との交流を必要とするので、室内で飼う方がよいでしょう。

二層になった被毛をきれいに保つためには、1週間に2回程度のブラッシングが必要です。


■健康上の注意点
活発な犬なので、毎日の運動は欠かせません。ただ、膝の脱臼や骨が細いため骨折をしやすいので、あまり過激な遊びはしないほうがいいでしょう。食事は若犬から成犬では、栄養バランスのよい小型犬用ドッグフードを与えるようにしてください。嗜好性を考える場合は、ドライフードと缶詰フードの混合食が、簡単でお勧めです。過食・偏食は肥満や病気の元になるので注意してください。また眼病に罹りやすい面があるので注意が必要です。


■気をつけたい病気
・膝蓋骨脱臼  ・流涙症  ・気管虚脱  ・動脈管開存症
※これらはすべてのポメラニアンに起こる訳ではなく、
またポメラニアン特有の疾患でもありません。


■寿命     12ー16歳

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■フレンチ・ブルドッグ
French Bulldog

フレンチ・ブルドッグの紹介
フレンチ・ブルドッグはコウモリ耳と大きくスクェアな頭部が特徴のきわめて個性的な犬種です。骨量が多く筋肉質の引き締まった体格で、被毛はなめらかで短毛。体高と体長のバランスが良く、室内飼育に向くサイズです。利口で気立て良く、陽気で活発、愛情深いとされています。ブルドッグのような頑固さは見られず、ほとんど吠えない飼育しやすい犬種といえるでしょう。

フレンチ・ブルドッグの特徴は、その起源であるとされる闘犬のブルドッグとは正反対のものです。闘犬ブルドッグの繁殖過程で生まれた小型軽量、立ち耳、温和な性格の犬は当時イギリスでは注目される事がなかったためフランスに持ち出され、まったく用途の異なる犬に仕上げられました。

フレンチ・ブルドックは、17世紀頃のパリでは闘犬として人気が高い犬種でしたが、その後、改良が重ねられて、19世紀頃には貴族たちの愛玩犬としての地位を確立しました。イングリッシュ・ブルドッグにテリアやパグなどを交配させて作られたフレンチ・ブルドックは、こわそうな顔に似合わず明るい性格の持ち主です。一方で見知らぬ人に警戒心を抱く傾向もあるので、番犬としても向いています。体の割には食欲が旺盛なイヌなので、肥満には要注意。また、暑さが苦手なので、夏場は温度管理に気を配る必要があります。


フレンチ・ブルドッグの歴史
フレンチ・ブルドッグの歴史フレンチブルドッグの起源については多くの説があります。
中でも有力なものが、1850年頃にイギリスからフランスに移住したレース職人が持ち込んだブルドッグが原種という説です。その後、そのブルドッグにパグやテリアを交配し、フレンチブルドッグの基礎犬が誕生したとされています。

フレンチブルドッグを語る上で興味深いものは、ブルドッグの原産国イギリスに逆輸入され、ブルドッグの改良に貢献したということです。ブルドッグは1835年に闘犬が禁止されると職を失いました。犬種を存続させるためにはその闘争的な性格を改良し、ペットとして飼えるようにしなければなりません。そこで、温和で小型なフレンチブルドッグを用いて、小型化と闘争心を排除したのです。

フレンチブルドッグは当初、パリの中央市場でネズミ捕り用に飼育されていましたが、
その愛らしい風貌から上流階級の人々に広まっていき人気を集めるようになりました。

1900年頃には、ローズ耳とコウモリ耳の2タイプとなり、ヨーロッパではローズ耳、アメリカではコウモリ耳と、その好みがはっきり分かれていました。そしてその際のアメリカ人の努力で、コウモリ耳のタイプが標準となったという経緯を持っています。

日本には大正年間に輸入され、昭和初期にはたくさんのフレンチブルドッグが飼育されました。その後、あまり見かけなくなりましたが、近頃また人気が高くなり、街などで見かけるようになりました。


フレンチ・ブルドッグの特徴
フレンチブルドッグ筋肉質で力強い体形をしており、コウモリの羽のような耳をもつのが大きな特徴です。額部には深いシワがあり、両目の間の窪みは深く、幅広の鼻吻部は短く、下顎が突き出てしゃくれています。尾は根元が太く先細で、ストレートからせん状によじれたスクリュー・テイルになっています。短くやわらかな被毛は光沢があります。毛色には暗いもしくは明るい地色に、明るいもしくは暗い差し毛が混じる各種のブリンドルがありますが、暗色のほうが好ましいとされているようです。

フレンチブルドッグは、ブル・バイティング場で闘って英雄となったブルドッグの祖先犬たちのさまざまな特色を受け継いでいます。低く重心を落とした体型、幅の広い胴体、大きな骨、発達した筋肉、大きく四角い頭部などがその特徴といえます。頭から肩にかけた辺りの、しわがあってちょっとたるんだ柔らかな皮膚も特徴的です。しかし、ブルドッグとは異なり、ピンと立ったコウモリ耳をしています。いつも勇敢で用心深く、好奇心旺盛ですが、ブルドッグと違って、その動き、振る舞いは少々気まぐれで、自由な感じを与えます。

フレンチブルドッグは行動やしぐさで人々を楽しませる、正真正銘の愛玩犬といえるでしょう。


フレンチ・ブルドッグの性格
性格は活発で非常に利口。動きはブルドックと違って機敏とされており、愛好家の間ではよい番犬になるという評判もあります。多少いびきをかきますが、普段はほとんど吠えず、むやみに走り回るタイプの犬種でもありません。室内犬として最適な要素をもっていると言えます。フレンチブルドッグはその甘えん坊な性格から、若い家族よりはお年寄りに向いているともいわれています。

フレンチブルドッグはどこかおどけた表情を持ち、小型の愛玩犬の中でもとりわけ愛らしい犬です。遊んだり、家族を喜ばせたりするのが大好きで、飼い主に抱かれたり、寄り添ってうたた寝したりすることに幸せを感じます。愛想がよく、誰とでも仲よくなれる性質の持ち主です。

しかし、ブルドックに比べて温厚とされるこの犬種も、牛追い犬とテリアの血が入っており、畜殺犬であったため固体によっては危険な犬とも言えます。キレると見境なく咬む場合があるかと思うと、陽気でとても穏やかな友好的な犬もいます。性格が大きく分かれる犬種の一つです。


フレンチ・ブルドッグの毛色
フレンチブルドッグの毛色は、各種のブリンドルで、ダーク(暗色)なものが望ましいとされています。また、バイドは白地にフォーン又はブリンドルがあるものが認められ、フォーンの色調はレッドからライト・ブラウンまでとされています。


フレンチ・ブルドッグの飼育
被毛は短いため、手入れは基本的簡単で、日頃の管理としては軽いブラッシングだけで十分です。ただ、やわらかい毛質を保つためには、獣毛ブラシを使った手入れが適しているでしょう。

特に気をつけたいのは、目や鼻にあるシワの手入れです。やわらかな布や綿棒を使って、週に1度はシワの間を拭くなどして、清潔に保ってあげてください。定期的な歯やツメの手入れもすると良いでしょう。また、夏の暑さに弱く、肥満にもなりやすいので注意が必要です。
固体によって大きさがやや異なります。

フレンチブルドッグは筋肉質で強固な顎を持っていますから、いい加減なしつけをすると問題の元になります。

フレンチブルドッグは、とても遊び好きでやんちゃな犬ですが、運動は最低限で大丈夫です。屋外を楽しそうに走り回ったりしますが、暑かったり湿気が多いと調子が悪くなってしまいます。あまり長く屋外で過ごさせない方がよいでしょう。

リードを短く持ち、その犬の体力に合った適度な散歩をするだけで十分です。

ほとんどのフレンチ・ブルドッグは泳ぐことができません。いびきをかいたり、ゼーゼー音を立てて息をしたり、よだれをたらしたりするのもフレンチ・ブルドッグの特徴です。


■健康上の注意点
活発で散歩好きなので、1日1度、最低30分程度は、屋外で散歩をさせてあげてください。
ただし、暑さ寒さには弱いので、運動は、夏は涼しく冬は暖かい時間帯を見計らって行ようにするのが良いでしょう。また室内では玩具を利用し、一緒に遊んであげるのも喜びます。食事は栄養のバランスに配慮して、太り過ぎに注意することが大切です。歯の健康に効果のあるドライフードと総合栄養食と表記されたウェットフード(缶詰)の混合食を与えるのが、管理の面でも手軽でしょう。肥満の傾向がある場合は、ダイエットフードに切り替えてください。健康維持のためにも、体重の管理に配慮した規則正しい給餌を心がけたいところです。


■気をつけたい病気
・股関節形成不全 ・鼻腔狹窄 ・口蓋裂 ・膝蓋骨脱臼 ・眼瞼内反症・角膜損傷・尾椎の皮膚炎・チェリーアイ・変形性脊椎症

※これらはすべてのフレンチ・ブルドッグに起こる訳ではなく、
またフレンチ・ブルドッグ特有の疾患でもありません。


■寿命     9ー11歳

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■ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
Welsh Corgi Pembroke


■ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの紹介
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、12世紀頃にイギリスのウェールズ州ペンブロークシャーで誕生したと言われています。代々、英国王室で飼われ、古くは12世紀のリチャード1世からエリザベス女王まで、長い間王室に愛されてきた犬種です。

ダックスフンドに体型が似ていますが、ダックスフンドの仲間ではなく、スピッツの先祖に関係があるという説や、北極地方のイヌから派生しているという説があります。かつては牛の番犬として活躍していたウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、忠実で愛情深いのが特徴。家庭の番犬にも最適な犬種です。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの歴史は1107年までさかのぼることができます。直系の祖先犬はフランスとベルギーの大西洋に面した地方の織工が、ウェールズに移住してきたときに連れてきた犬とも、バイキングが活躍していたころにスウェーデンの犬がこの地に居残ったものともいわれています。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは南ウェールズの農家に必要不可欠な牧畜犬でした。この犬種は牛を誘導する際、牛の蹴りをよけながら脚に咬み付いたりして、要領よく牛を管理することを得意とし、時には羊やウェルシュ・ポニーの群れの管理も任されていました。

古くはヘンリー2世や、現代でもイギリス王室に愛され続け、王室の犬といえば、この種と思われているほどでもあります。1960年代には世界中でもっとも人気のあるペットとなり、特にイギリスでは熱狂的な人気犬種として扱われました。現在では安定した人気ぶりで、人々から伴侶犬として愛されています。


■ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの歴史
ウェルシュ・コーギーはウェールズ地方の地犬でカーディガンとペンブロークの2種があります。「カーディガン」は3000年以上の歴史をもつ古い犬種で、紀元前1200年頃に中央ヨーロッパから犬を連れて移住したケルト民族がウェールズのカーディガンシャー地方に住みついた事が犬種名カーディガンの由来であるとされており、ケルト民族と共にイギリスに渡ったのはダックスフンドに近い系統の犬であったと考えられています。

この犬種はかなり古い時代からいたといわれていますが、その起源を立証することはとても難しく、11世紀に書かれた本の中に、ウェールズの牧畜犬が描写されているのが唯一の証拠のようなものとなっています。カーディガンはケルト民族との長い共同生活を経て、ほとんど人間に近い能力をもつようになりました。

「ペンブローク」はフラマン人の織物職人が犬を連れてウェールズのペンブロークシャー地方に移民した事が由来とされています。この時にイギリスに渡ったのはベルギーのスキッパーキ系統の犬であったと伝わっていて、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの「コーギー」とは、イギリスに残るケルト語で「小さな犬」を意味します。また、ウェールズ地方のペンブロークシャーで飼育されていたことから、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークと名付けられました。

カーディガンとペンブロークは外貌上は非常に似た犬ですが、始祖犬は明らかに別犬種であり、育種の歴史も異なっています。

用途は両犬とも牧畜犬ですが、カーディガンが元来、牧畜犬の系統であり、家畜を統率する能力に長けていました。カーディガンは家畜を牧草地へ誘導し、外敵や危険から守り続け、主人の合図によって連れ戻すという重要な仕事を任されていたのです。牛など大型の家畜の移送に際しては踵(かかと)に噛み付き、方向転換をさせました。この得意技は時に牛を守るのではなく、牛を追い散らす目的でも使われたようです。

当時の牧草地には境界が無く、牧畜家は自家に近い牧草を他家の牛に喰われる事を嫌っていました。コーギーの踵への攻撃に対し、他家の牛は本気で反撃したが、体高の低いコーギーは器用に身をかわす事ができたのです。コーギーは主人の合図によって自家の牛を守り、他家の牛を追い払うという人間でも混乱しそうな作業を上手にこなしていました。やがて土地が分割され、牧草地が柵で囲まれるようになると多くのコーギーは職を追われる事になってしまいました。原産地ウェールズでもカーディガンが絶滅寸前になった事があるほどです。

コーギーは1927年にクラス分けされ、1934年にカーディガンとペンブロークが別犬種に分類されました。現在はカーディガンとペンブロークそれぞれの特質を強調する方向で作出が続けられています。


■ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの特徴
このペンブロークとよく似た犬にカーディガンがいます。長い尾をもつカーディガンに対し、ペンブロークでは尾がないのが特徴です。また、カーディガンの耳先はややとがっているのに対して、ペンブロークの耳先はわずかに丸みをおびています。耳と耳の間が平らなのもペンブロークの特徴です。中くらいの長さのかたい被毛が密生しており、毛色はレッド、セーブル、フォーン、ブラック・タンなど。四肢や胸、頸には白斑があります。小柄ながら胴体は長くたくましく、短い肢も骨格はしっかりしています。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは長胴短足で、ウェルシュ・コーギー・カーディガンと比べるとやや軽やかな体つきをしています。自由でなめらかな足取りで、しっかりと地面を踏みしめて歩きます。牧畜犬としては、牛の蹴りをかわすためにすばやく動くことが、優れたペンブロークの条件となっています。

被毛は適度な長さの下毛と、硬くてやや長めの上毛の二層構造で、外界の天候から体を守るのに役立っています。知的で好奇心に満ち溢れた、どこかキツネを思わせるような表情が特徴的です。


■ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの性格
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは行動や頭の使い方などが大型犬のようで、頼もしい一面を持っています。ただし、生まれながらの見張り番で、縄張り意識は強く、敷地内に入る他人には吠えることもあるでしょう。警戒はするものの攻撃的なところはなく、子どもにも寛容で、よき家族となってくれるはずです。忠実で飼い主を喜ばせることを好み、楽しいことや人と接することが大好きな社交的な性質を持っています。カーディガンに比べると、このペンブロークはやや興奮しやすい種類と言われています。

家畜のくるぶしを咬んで追い込むヒーラー(ヒールとは、くるぶしの意)の名にふさわしく、咬みつく性質は今日でも残っているようです。子犬期の愛くるしさからは想像出来ない程俊敏で用心深く賢い犬種です。とても機敏なのでフリスビーなどのスポーツや番犬にはとても向いています。


■ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの毛色
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの被毛は、短く密生している下毛と長い上毛の二重毛になっています。
・ レッド ・ セーブル
・ フォーン
・ ブラック&タン
毛色にホワイトが入っているものも認められています。


■ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの飼育
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは元は牧牛犬だったのでスタミナ抜群です。足の長さからは考えられない程のスピードも出ます、毎日十分に運動させましょう。長めの散歩を行ったり、広々とした屋外で十分に遊ばせてあげてください。また、この体型は背骨に負担をかけるので肥満にならないように注意が必要です。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは自然な状態の被毛が好まれるので、手入れは簡単な方だといえるでしょう。まっすぐで硬い毛は、絡んで毛玉を作る心配もありません。ブラッシングは、ピンブラシで全身を軽くとかして抜け毛を取り除き、あとはコームで整える程度で十分です。ただしダブルコートなので、換毛期には相当な量の毛が抜けます。その時期のブラッシングは念入りに行うようにしてください。カットは足まわりの毛だけで、伸びてきたらカットしてください。

温暖な気候の地域でなら屋外での飼育も可能ですが、室内で家族と生活し、時々屋外に出られるようにしてあげるのが理想的です。


■健康上の注意点
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークはもともと活発な犬種なので、しっかりと運動する時間をとってあげる必要があります。小ぶりな体形ながら、非常に体力やスタミナがあり、食事で摂ったエネルギーを健康的に消費させるためにも、運動は毎日たっぷりとしてあげてください。リードをつけた引き運動や、軽快なスピードで30分程度走らせてあげるのが良いでしょう。夏は地面の熱が冷めた夕方から夜間に連れ出すようにし、日中の運動は避けるようにしてください。

基本的に食欲は旺盛なので、食べ過ぎには注意する必要です。特にこの種のような胴の長い犬の場合、肥満は重大な問題になってきます。栄養バランスに優れた、品質のよいドライフードを中心に与え、肥満を防ぐため間食を与えないこと。また、椎間板ヘルニアにも注意してください。


■気をつけたい病気
・椎間板疾患  ・股関節形成不全  ・てんかん

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